ストレスからくる肌荒れに効く、皮膚科の薬と市販薬

ニキビ・肌荒れ・赤み対策
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何度も繰り返す肌荒れ。肌荒れを繰り返している人の多くは、過度のストレスを感じていたり、ストレスを溜め込んでいる可能性があります。

肌荒れを改善するためには、ストレスを解消する必要があります。また、ストレス対策をしても一向にお肌状態の改善が見られない方は、皮膚科を受診したり、薬を使った治療も視野に入れていきましょう。

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肌荒れの原因はストレス?

乾燥してお肌がカサカサしたり、お肌が炎症を起こしてかゆみや赤みが出たり、ニキビや湿疹ができたり…と、肌荒れに悩んでいる女性は多いです。

中には、肌荒れを何度も繰り返していたり、慢性化して「ずっと肌荒れから抜け出せない!!」なんて方もいます。

肌荒れの原因は様々ですが、その1つにストレスが関係しています。

ストレス性の肌荒れの原因と対策方法

私たちは、日々の生活の中で様々なストレスを感じています。ストレスは外的な環境や、体内や精神的な変化に抵抗・適応するための反応で、適度なストレスは健康を維持する上で必要なものです。

しかし、過剰にストレスを受けてしまうと、体内のリズムやお肌の調子を崩してしまう原因になるのです。特に、ストレス反応は体の弱い部分に出やすいので、胃腸の不調や肌荒れとしてあらわれます。

そんなストレスによる肌荒れを改善するためには、日々の生活の中から、ストレスの原因となるものを取り除かなければなりません。

お肌に影響を与えるストレスには以下のようなものがあります。

外的ストレス…紫外線・ホコリ・乾燥した空気といった環境的な刺激や、間違ったスキンケアによる刺激など

内的ストレス…栄養の偏った食事・睡眠不足・精神的なストレスなど

そして、これらのストレスを受けることで、以下のようなトラブルが起こり、肌荒れを引き起こります。

  • 自律神経のバランスが崩れる
  • 免疫力の低下
  • 血行不良
  • 内臓トラブル
  • ホルモンバランスの乱れ
  • 皮脂の過剰分泌

これらの対策方法については、こちらの記事で詳しくまとめているので、是非参考にしてみてください。

顔は敏感でストレス反応が出やすい!頬の肌荒れの原因と対策方法☆

ストレスでお肌がボロボロに!肌の乾燥や肌荒れを招く3つの原因と対処法

ストレスによる肌荒れは、こういったストレスの根本的な原因が解消されたり、発散できれば十分に改善が見込めます。自分に合うストレス対策や発散方法をみつけましょう(^^)

ストレス性の肌荒れが治らない時は皮膚科で治療しよう!

ストレス性の肌荒れは、根本的なストレスの原因を対策することで、改善が見込めることがわかりました。

しかし、これらのストレス対策をしても一向に肌荒れが治らない場合があります。

この場合、セルフケアではどうにもならない可能性があるため、一度皮膚科を受診しましょう。皮膚科にかかれば、医師が肌荒れの症状や原因・対策方法を教えてくれますし、必要であれば医師が薬を処方してくれます。

私自身も、肌荒れで悩んでいた時には何度も皮膚科にお世話になりました。セルフケアに躍起になるよりも、薬を使うと治りも早いので、効果も実感しやすいです。

肌荒れの症状別、皮膚科の治療薬☆

ストレスによる肌荒れの症状は様々なので、皮膚科で処方される薬の種類も症状によって異なります。

肌荒れの症状としては、ニキビ・乾燥・蕁麻疹などがあり、ヒリヒリしたり、かゆみや赤みなどが出ることもあります。これらの症状を抑えるために、皮膚科では以下のような薬が処方されます。

ニキビによる肌荒れ

ストレスが原因で、大人ニキビを繰り返している方も多いのではないでしょうか。私自身も大人ニキビには随分悩まされましたが、皮膚科ののおかげで、随分良くなりました。

飲み薬

ビタミン剤・抗生物質

ニキビの予防・改善や、ニキビ跡にもビタミン剤の服用は効果的です。赤ニキビや黄ニキビなど、炎症ニキビの症状がひどい場合は抗生物質を服用します。

ビタミン不足は肌荒れの原因の一つなので、薬だけでなく、食生活でもビタミンは積極的に摂取する習慣をつけましょう!→ビタミン不足が肌荒れの原因?ビタミンを含む食べ物やその効果とは?

塗り薬

抗生物質(ダラシンTゲル・アクアチムクリーム)・ディフェリンゲル・ベピオゲルなど

塗り薬にはいくつか種類があり、殺菌・抗炎症・皮脂分泌の抑制・角質や毛穴のつまりを解消する効果などがあります。

乾燥による肌荒れ

ストレスによって体内のバランスが崩れると、お肌のターンオーバーが乱れたり、バリア機能が低下して、お肌は乾燥します。

潤い不足のスカスカの細胞で構成されたお肌は揺らぎやすく、外的ダメージも受けやすいので、カサカサやヒリヒリしたり、かゆみや赤みが出たり…と症状も悪化しやすいのです。

飲み薬

抗ヒスタミン剤(かゆみがある場合)

かゆみは我慢できないですよね。かゆみは厄介で、かけばかくほど、かゆみは増す傾向にあり、それとともに肌荒れも悪化しやすいです。

そのため、かゆい時は我慢せず、かき壊して悪化する前に抗ヒスタミン剤を服用しましょう。

塗り薬

保湿剤(ヒルロイド・ワセリンなど)

乾燥改善に効果的なケアは「保湿」ですが、普段のスキンケアではどうにもならない程お肌が乾燥して炎症を起こしている場合は、保湿だけでは治りません。

炎症を抑える効果のあるヒルロイドや、お肌を保護して守るワセリンなどを活用して、様子を見ましょう。

湿疹

湿疹は、強いストレスがかかったり、化粧品が合わない・金属の接触など、様々な原因から起こります。

特徴としては、赤いぶつぶつと、強いかゆみが出ます。

皮膚科では、かゆみに対して抗ヒスタミン剤や、炎症に対してはステロイド外用薬を処方してもらいましょう。

ストレスからくる肌荒れに効く薬(市販薬)

皮膚科に行く時間がない方や、まずは市販薬から試してお肌の様子を見たいという方は、ストレスからくる肌荒れに効く市販薬を使うのも一つの方法です。

肌荒れを早く改善するためにも、自分の肌荒れの症状に合わせた薬選びは重要なので、薬剤師の方に相談してから購入をすると良いでしょう(^^)

肌荒れの治療薬

飲み薬

  • ペアA錠:(ふさぎこんだような大人ニキビに効く錠剤)
  • チョコラBBプラス:(肌荒れやニキビ、疲労回復にもおすすめ。ビタミン不足を補う錠剤)

塗り薬

  • ペアアクネクリーム:(大人ニキビや白ニキビに効く軟膏)
  • アポスティークリーム:(炎症を起こす前の白ニキビに効く軟膏。予防に最適)
  • オロナイン:(ニキビや皮膚の炎症全般に効く軟膏)
  • ビフナイト:(大きくて痛い赤ニキビに効く軟膏)
  • ペパソフト顔の乾燥改善ローション:(深刻な乾燥肌の方におすすめ。保湿しつつ、炎症を抑える薬用の顔ローション。)

ステロイド配合薬

ステロイド配合薬は効き目が強いため、常用しないように注意しながら使いましょう。

  • フルコート
  • テラ・コートリル

気になる炎症ニキビに塗って寝ると、一晩で効いてきます。

まとめ

いかがでしたか?肌荒れにはストレスが深く関係しています。ストレスの原因を知り、きちんとストレス対策を行えば、肌荒れの改善は十分に見込めます。

しかし、中には一向に肌荒れが改善しない場合もあります。その場合は、皮膚科を受診しましょう。皮膚科では、肌荒れの症状の度合いを教えてくれたり、お肌状態に合わせた対策方法を指導してくれたり、必要であれば治療薬も処方されます。

また、肌状態に合ったものを選べば、市販の薬でも治療効果が期待できます。

治療薬を使えば、肌荒れの早い改善が期待できるので、肌荒れを繰り返したり、慢性化している方は是非、薬を活用してみてくださいね(^^)

こちらの記事もご覧ください→ニキビに効く、市販の化粧水・乳液を徹底調査!正しいニキビケアで綺麗になろう!

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