こんにちは!管理人のなつみです(^^)
今回は、アイシングクッキー作り初心者さん向けに、材料の準備や作り方の手順をお伝えしようと思います。
「かわいいアイシングクッキーを作ってみたい!」
でも難しそうだし、準備も大変そう…という方にもわかりやすく解説したいと思います♪
クッキー生地に必要な道具と作り方の手順☆
手作りのアイシングクッキーを作ってみたい♪
アイシングクッキーづくりは、かわいいものが好きな方や、甘いものが好きな方、ものづくりが好きな方には、うってつけのお洒落趣味です(^^)
まずは、自宅でアイシングクッキーを作るために必要な道具や材料を揃えましょう。
まずは土台となるクッキーから。
土台のクッキーを作るときは「粉多め・水分量少なめ・甘さ控えめ」を意識して作りましょう。
土台のクッキー作りに必要な材料
クッキーの材料は人によってそれぞれ異なります。わたしの場合はこんな感じの材料と分量で作っています。道具も以下のものを揃えましょう。
【材料】
- バター100g
- グラニュー糖50g
- バニラオイル数滴
- 溶き卵20g
- 薄力粉200g
【道具】
- 大きめのボール
- 粉ふるい
- ハンドミキサー
- ゴムベラ
- ★5mm厚のルーラー
- 綿棒
- まな板
- クッキー型
アイシングクッキーといえば、必要なのがルーラーです。
アイシングクッキーで重要なのは、アイシングのデザインをしやすいように、平のクッキーを焼くことです。
私は富澤商店で購入しました!これを使うだけで、キレイにデザインが描けます。
クッキーを作る手順
クッキーをつくる手順を一通り確認しておきましょう。
【クッキーを作る手順】
- バターをハンドミキサーでほぐす
- グラニュー糖とバニラオイルを入れてしっかりと混ぜる
- 溶き卵を入れてしっかり混ぜ合わせる
- ふるった薄力粉を入れて10分くらいこねる
ここまでで、わたしが意識しているポイントは
- すべて常温に戻してから作り始める
- バニラエッセンスではなくバニラオイルを使う
- 卵は2回に分けて入れて混ぜ合わせる
- 薄力粉は2回ふるう
- 材料を入れるたびによく混ぜ合わせる
です☆しっかり混ぜてこねることで、フラットな生地がつくれます。
生地がまとまったら、まな板の上に乗せて、ルーラーで同じ厚みになるように生地を伸ばしていきます。
画像のように、クッキー生地を挟むように、ルーラーを置き、この上から綿棒でクッキーを伸ばしていくと、平なクッキーを作ることができます(^^)
この後は型抜きをして、180度のオーブンで20分前後(※オーブンによる)焼けば完成です(^^)
クッキーは冷凍できるので、余ってしまったら、ラップをかけてまな板ごと冷凍しましょう。
クッキーを作るのが面倒くさいな〜という方は、市販の平なクッキーを使ってもOKです。
アイシングクリームに必要な材料と作り方の手順☆
続いて、アイシングクリームに必要な材料と作り方の手順を確認しておきましょう。
アイシングクリームに必要な材料
【材料】
- オリゴ糖入りの粉糖100g
- 乾燥卵白3g
- 水15g
- ハンドミキサー
- 大きめのボール
- 小さめの器(作りたい色の数だけ)
- 着色料
- 爪楊枝
- バターナイフ
- 三角形にカットしたセロファン
- ハサミ
- ホチキス
- ★コルネ
クッキーの大きさにもよりますが、この量でだいたい8枚〜10枚くらいのアイシングができます。
私は、コッタのオリゴ糖入り粉糖・富澤商店の乾燥卵白(アルブミナ)を使っています。
オリゴ糖入りの粉糖は、ダマになりにくく、水に溶けやすいので使いやすいです。
また、コルネは、クリームを混ぜ合わせる前に、事前に作っておきましょう。
コルネはアイシングクリームを詰めたペンのようなものです。これにアイシングクリームを詰めたものを使って描いていきます。
クリームを詰めるとこんな感じになります。
コルネは、三角形の透明なセロファンを使って作るのですが、コルネの作り方は、静止画では難しいので、こちらの動画を参考にしてみてください。
アイシングクリームを作る手順
では、アイシングクリームを作っていきます。
粉糖・乾燥卵白・水を大きめのボールに入れて、ハンドミキサーで10分くらい混ぜます。
混ぜるとこんな感じになります☆
クリームが結構はねるので、エプロンをして、大きめのボールを使いましょう。
ハンドミキサーは安いもので良いので、1つ持っていると便利ですよ。
続いて着色をしていきます。
実は、アイシングクリームは、1つの色につき、2つの固さのクリームが必要です。
この2種類は、アウトラインや模様、文字などを描く固めのクリームと、塗りつぶし用の柔らかいクリームになります。
この分量では、固めのアイシングクリームがすでに大きいボール分作られています。
まずは、アイシングクッキーのデザインに必要な色の数だけ、小さい器にクリームを移し替えましょう。
着色には、食用色素を使います。コッタや富澤商店でも扱っています。
私は、ウィルトンの食用色素8色セットを使っています。色々な色が楽しめるので便利です。
着色は、爪楊枝に色素を少量つけ、アイシングクリームにつけます。
アイシングクリームは、バターナイフでしっかり混ぜて、色が足らなければ足していきましょう。
着色ができたら、よく混ぜて、スプーンで持ち上げた時に、角がおじぎをするくらいの硬さかどうか確かめます。
硬すぎるようならお水を1滴ずつ足しましょう。
この固さのアイシングクリームが作れたら、アウトライン用のクリームの完成です!
こちらは先にコルネに詰めてしまいましょう。(画像は、白のアイシングクリームですが、着色されたものも同じ手順です)
バターナイフにすくったアイシングクリームをコルネに入れ、バターナイフを軽く挟みながら引き抜いていきます。
コルネのはみ出し部分を左右両端から中央に向けて折りたたみ、手前にクルクルと折り込んでテープで止めたら出来上がりです☆
続いて、残りのクリームに水を少しずつ出して、柔らかいアイシングクリームをつくっていきます。
柔らかいアイシングクリームは、スプーンですくい落とした時に、3〜5秒くらいで表面に馴染む硬さが理想です。
これもコルネに詰めたら完成です!柔らかいアイシングは、コップなどに立てて流し込み、半分くらいまで入れましょう。
作ったコルネは乾きやすいので、濡れたタオルの中にしまっておきましょう。他の色も同じ手順で作ってください。
初心者さんは、まずは3色から始めてみましょう。私は、レッスンをするときは、白と他2色で作ることが多いです。
アイシングクッキーの基本の作り方
では、クッキーにアイシングクリームを塗っていきましょう。
コルネの持ち方・絞り方
まずは、コルネの持ち方から確認しましょう。
アイシングをきれいに絞るには、コルネの持ち方が重要なんです!
正しい持ち方は、セロファンを折り曲げてテープを貼った中央部分に親指を当てるように持つことです。
親指をゆっくり押してクリームを出します。
アイシングを絞り始めたら、コルネから出したアイシングクリームを少し浮かせながら、クッキーの上に置いていくイメージで描きます。
絞り終わりは、クッキーの面に押しつけるようにして切りましょう。
クッキーにコルネの先をピッタリとくっつけて線を引くようなイメージでやると、クリームがたくさん出たり、まっすぐ引けなかったり、途中で線が途切れてしまうので、綺麗には描けません。
これは私が初めてアイシングをした時に、一番最初に先生に教えてもらったコツです^_^
私は、最初からこれを意識していたので、上達は早かったですよ♪
アイシングクリームの塗り方
では、早速クッキーにアイシングクリームを塗っていきましょう。
まずは、ハサミでコルネの先端をまっすぐ切って、絞り口を作ります。
先程、1色につき2種類のアイシングクリームを作りましたよね。
アウトライン用の固めのアイシングは小さく切って、塗りつぶし用の柔らかいアイシングは少し大きめにカットすると使いやすいですよ。
まずは、アウトライン用の固めのアイシングクリームを使い、クッキーの形に沿ってラインを引いていきます。
途切れずに一筆で引けたらもちろん綺麗なのですが、自分のタイミングで区切っても大丈夫です。
区切ったときに、絞り始めと絞り終わりのバランスが悪ければ、濡れた筆で境目をぼかして修正することもできます。
アイシングクッキーって、結構修正が効くので、一度で上手にラインが引けなくてもやり直しができるところが魅力なんですよね。
アウトラインが引けたら、今度は柔らかいアイシングクリームを使って塗りつぶしをしていきます。
塗りつぶすときは、コルネの先端をクッキーに擦り付けるようにして塗りつぶしていきます。
上からクリームを垂らすように塗りつぶすと、陥没の原因になってしまうので注意です。
端っこの細かいところは爪楊枝を使ってクリームを伸ばしていきましょう。
塗りつぶしは、乾かないうちに素早く行ってください。
他のパーツを塗りつぶす場合は、乾いてから行うようにしましょう。
これは、どんなアイシングクッキーを作るときも必要なベースとなります。
これに加えて、様々な技法や、アラザンやフォンダンなどを使った装飾プラスしていくと、お洒落なデザインのアイシングクッキーがあれこれ作れます。
例えば、わたしの作った作品にはこんなものがありますよ♪
初心者さんでも作れそうなアイシングデザインについては、こちらの記事にまとめているので、是非参考にして見てください☆
→初心者さん向け☆アイシングクッキーの簡単デザインと作り方のコツ♪
また、慣れてきたらキルティング技法もおしゃれなので、おすすめですよ♪
→アイシングクッキー認定講師が教える『キルティングのコツ*』
まとめ
いかがでしたか?今回は初心者さん向けに、アイシングクッキーの作り方の手順をご紹介しました。
今回お伝えしているのは、アイシングクッキー作りの基本です。
クッキーを焼く→アイシングクリームを作る→クッキーに描く
これらのコツを押さえてしまえば、いつでもアイシングクッキーを作れますし、上達していくうちに、応用にも対応できますよ(^^)
また、アイシングって、クッキーにデザインを施す時間はそこまでかからないのですが、このブログを見ていただくとわかるように、結構準備が大変だったりします。
始めてお菓子づくりをする方は、材料を揃えるだけでも結構費用がかかってしまいます。
そこでおすすめなのが、まずはアイシングクッキーの体験レッスンを受けることです(^^)
私自身も、材料を揃える前に一度体験レッスンを受けました!自分に向いているかどうか、自分1人でも作れるかどうかを見極めたかったからです。
そこでガッツリはまってしまったのですがヽ(*´∀`)
先生が、細かいポイントまで丁寧に教えてくださるので、1回のレッスンでも相当学べますよ♪
ご興味のある方は、是非体験レッスンを受けてみてください(^^)
Instagramにアイシングクッキーの作品を掲載しているので、是非ご覧ください。
こちらの記事もご覧ください→キャラクターもののアイシングクッキーの作り方のコツを教えます☆
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