肌色を暗くみせてしまう「くすみ」。お肌のくすみは、疲れて見えたり、老けた印象に見せてしまうので、女性にとっては非常に厄介ですよね。
そんなお肌のくすみは、特に、夕方になると感じやすくなる方が多いです。
夕方にお肌がくすむ原因は一体何なのでしょう?
お肌の「くすみ」は早めの対策を!
くすみとは、肌色にムラがあったり、全体的に肌のトーンが暗い状態を示します。
「顔全体が均一な明るさで、透明感のあるお肌」は美肌の条件の1つです。お肌のくすみが改善できれば、美肌に一歩近づくことができます。
お肌のくすみは、40代以降のエイジング世代に見られる傾向にありますが、最近では20代や30代の女性でも、くすみに悩む人が増えてきています。
くすみは、何らかの原因によってお肌の潤いや透明感が失われているサインです。
くすみを放っておくと、メイクのりが悪くなり、悪化するとそのうちメイクも映えなるので、より暗い印象を与えてしまうことになります。
そんなお肌のくすみは、なるべく早めに原因を突き詰めて、対策をとって改善していきましょう。
夕方にお肌がくすむ原因は?
くすみが起こる原因は様々ですが、今回は特に、夕方にくすむ原因を掘り下げていきたいと思います。
血行不良
夕方になると、長時間デスクワークをしていたり、同じ姿勢で仕事をしている人は、特に血流が悪くなり、疲れも溜まる頃です。
血流が悪くなると、栄養や酸素など、お肌の健康を保つために必要なものがうまく行き届かなくなってしまい、お肌がくすみます。
お肌がくすむだけでなく、体も冷えやすくなるので、血管が収縮して、さらに血行が悪くなるという悪循環に陥ります。
血行不良の人は皮膚温も低いので、お肌が冷たい人はこのタイプの可能性が高いです。
目の下のクマが気になる人も、血行不良が大きく関係しています。
肌の乾燥
夕方になると、お肌の乾燥も感じやすくなります。朝のスキンケアから時間が経てば経つほど、お肌の水分量は少なくなっていきます。
さらに、一日中エアコンの効いたオフィスで過ごしていたり、紫外線を浴びたりすると、お肌の乾燥はさらに進行します。
季節によっても、普通に過ごしているだけで、乾燥した空気がお肌の水分を奪ってしまうのです。
日中は、お肌はもっともダメージを受けやすいと心得ておきましょう。
夕方頃には水分不足によってお肌のキメが乱れたり、角質がめくれてお肌の表面が凸凹になってしまうので、光が乱反射してお肌を暗く、くすませてしまいます。
また、夕方になると、乾燥によってメイクも崩れてくるので、くすみも目立ちやすくなります。
化粧が崩れると、年齢肌にお悩みの方は、目の下のクマやたるみ、ほうれい線なども目立ち、老け顔の印象を与えてしまいます。
紫外線
紫外線を浴びるとメラニン色素によって、肌の色が黒くなり、お肌をくすませます。ある程度の期間が経てば、ターンオーバーによって元に戻りますが、日焼けしやすい人は、注意が必要です。
紫外線は、くすみだけでなく、シミの原因にもなるので、しっかり予防しないと、歳を重ねた時にくすみを悪化させてしまいます。
皮脂の酸化
夕方になると、お肌のくすみに加えて、テカリが気になる方も多いと思います。
これはお肌の皮脂が空気と触れ合い、時間が経って酸化し、黒ずんでしまうことがくすみの原因です。
空気が乾燥しているも、皮脂分泌は促進されるので、酸化もより進行してくすみを悪化させてしまいます。
夕方のお肌のくすみを改善する方法☆
お肌のくすみを改善すれば、夕方になっても血色感のある、明るいお肌を保つことができます。ここでは、日中にできる、お肌のくすみ対策をご紹介します。
日中の血行促進ケア
仕事などで、長時間同じ姿勢でいたり、デスクワークをしている方は、体が凝り固まったり、血管が収縮して血流が悪くなっています。
また、不規則な生活リズムやストレスなどによっても血行は悪くなるので、夕方のくすみを回避するために、日中にできるケアをしていきましょう。
以下のような、日中にできる血行促進ケアを取り入れましょう!
軽いストレッチ・マッサージをする
同じ体勢が続いていると感じたら、仕事の区切りのタイミングなどを活用して、ストレッチやマッサージを行いましょう。
- 首や肩をまわす
- 肩甲骨や肩周りを揉みほぐす
- 脚を揉みほぐす
- 太ももの付け根を揉みほぐす
- 手足の指先を開く→閉じるを繰り返す
血流が滞っていて凝りやすい、肩や肩甲骨周りには、背中のヨガのポーズなどもおすすめです☆
仕事中や外出先でも特に目立たずに取り入れられて、冷えやむくみ改善にも効果的ですよ(^^)
体を温める食べ物や飲み物をとる
昼食や間食で食べるもの、仕事中口にする飲み物などは、体を冷やさないように、常温のものか、温かいものを意識してとるようにましょう。
また、食べ物や飲み物は、体を冷やす作用のあるもの・温める作用のあるものがあります。
冷えは、お肌の乾燥にもつながるので、乾燥によるくすみにも影響を与えてしまいます。
血行促進のために、以下のような食べ物や飲み物を取り入れてみてください(^^)
食べ物→ニンジン・カボチャ・タマネギ・ジャガイモ・レンコン・ゴボウ・鮭・納豆・キムチ・玄米
飲み物→紅茶・プーアル茶・ウーロン茶・タンポポ茶・タンポポコーヒー・ゴボウ茶・ココア、黒豆茶・ショウガ湯・ショウガ紅茶
身体を冷やさないことは、夕方のくすみ対策だけでなく、健康なお肌づくりにも役立つので、こちらの記事も参考にしてみてください(^^)
→カサカサのお肌を改善したい!乾燥肌に効く、即効性のある食べ物
日中の乾燥対策
くすみを改善するために、日中にできる保湿ケア方法をお伝えします。
加湿器を使う
オフィスでは、携帯用の加湿器がおすすめです。室内全体の空調がどうにもならなかったとしても、デスク周りの乾燥を多少防ぐことはできます。
コップに水を入れておいたり、濡れたタオルを干しておくだけでも効果ありです。
まめに水分補給をする
乾燥対策には、こまめな水分補給も欠かせません。特に水は積極的に飲むようにしましょう。
水は、1日に1.5リットル〜2リットル程摂取するのが理想的ですよ(^^)
保湿の美容液スプレーを使う
乾燥によるくすみは、潤いが不足しているために起こります。そのため、日中もスキンケアでお肌に水分を補いましょう。
保湿の美容液スプレーは、化粧の上から使えるので、化粧直しにも最適です。
お肌にシュッとひと吹きしたら、ハンドプレスをして軽く馴染ませます。化粧水のスプレーは、時間が経つと水分蒸発をして乾いてしまいますが、美容液スプレーなら潤いをキープできます。
できれば、お肌が乾燥する前に予防としてシュッとひと吹きしておくとメイク崩れも防げるのでおすすめです!
こちらの記事も参考にしてみてください(^^)→顔の乾燥には即効性のある美容液ミストスプレーがおすすめ!化粧直しも簡単!
日中の紫外線対策
紫外線はお肌の大敵です。くすみ対策には、日中のUVケアは欠かせません。紫外線対策を怠ると、くすみに加えて、シミの可能性も広げてしまいます。
1年中、室内にいる時もUVケアをするように心がけましょう!
日中は、化粧をした状態で日焼け止めを塗り直すのは難しいので、UV効果のあるパウダーファンデーションやフェイスパウダー、日焼け止めスプレー、飲む日焼け止めサプリメントなどを活用して、紫外線によるくすみからお肌を守りましょう!
お肌の酸化予防
日中、皮脂が大量に出てテカテカしてしまったら、酸化してお肌がくすむ前に、あぶらとり紙やティッシュで軽く抑えて、テカリを押さえましょう。
この時、テカリを全て取り除こうとはしないでください。
なぜなら、皮脂の取りすぎは、より皮脂を分泌させてしまうからです。
軽く皮脂をおさえたら、日中は応急処置として、美容液スプレーでお肌を整え、保湿力とカバー力の高いBBクリームなどでお直しをすると良いでしょう!
夕方のくすみは、朝のスキンケアで変わる?
夕方のお肌のくすみの原因や対策方法をお伝えしました。
夕方のくすみは、朝のスキンケア丁寧に行うことで改善が見込めます。
特に、朝のスキンケアの保湿力を高めることで、日中のお肌の乾きや紫外線によるダメージを軽減できるので、夕方のくすみケアや化粧崩れを最小限に抑えることができます。
保湿力を高める、朝に取り入れたいスキンケア☆
- 炭酸洗顔で血行促進&スキンケアの浸透力を高める
- 保湿のシートマスクで潤いチャージ(パック中に身支度ができるので時短かつ保湿ができる)
- 朝でも保湿クリームを使う(油分ケアをして潤いを逃さないように)
- お肌に手のひらが吸い付くまで、優しく両手でハンドプレスをする(浸透力が高まる)
- 1つのスキンケアアイテムが馴染んでから次のものを馴染ませる
朝は忙しい方も多いと思うので、保湿力アップには欠かせないけど、手間を最小限に抑えられる対策方法を厳選しました(^^)
是非、できそうなものから取り入れてみてくださいね(^^)
まとめ
いかがでしたか?夕方になると感じる、お肌のくすみの原因がわかりましたね。
くすみの原因は様々ですが、日中の対策次第で夕方のくすみは軽減されます(^^)
また、朝のスキンケアも重要なので、是非取り入れてみてください♪
こちらの記事もご覧ください→美容部員が教える、顔の乾燥やつっぱりが一日中続く原因と改善方法
コメント