ニキビなどの毛穴トラブルによってお肌に赤みが出てしまうことってありますよね。赤みのあるニキビは治るまでに時間がかかりますし、ニキビ跡も残りやすいです。
毛穴トラブルは目立ちやすいですし、ニキビって1つできてしまうだけでも気持ちが沈んでしまいますよね…。
今回は、ニキビや毛穴トラブルによる赤みを治すために、原因と改善方法をお伝えします。
お肌の赤みの原因は?
お肌の赤みは「皮膚の薄さ」や「炎症」によるものが原因です。
もともと皮膚の薄い人もいますが、洗顔や角質ケアのしすぎ…といった間違ったスキンケアによって、自らお肌に刺激を与えて削っているということも…!
お肌の表面にある、角層の水分保持力がお肌の潤いの決め手となるので、薄くなった皮膚は、潤いを溜め込むキャパシティがとっても狭いんです。
潤い不足のお肌は不安定で揺らぎやすいので、紫外線や間違ったスキンケアによる外部からの摩擦のダメージをダイレクトに受けてしまいます。
そうすると乾燥や毛穴トラブル、ニキビなどの炎症を起こして赤みが出てしまうのです。
ニキビや毛穴トラブルによる赤みが出ている人は、なんらかの間違ったスキンケアによって、自ら皮膚にダメージを与え、炎症が起きやすい状況をつくってしまっていることになります。
ニキビや毛穴トラブルの赤みについて知ろう
ニキビや毛穴トラブルの炎症による赤みについて詳しくお伝えします。
ニキビは、皮脂が過剰に分泌することで、毛穴が開くほど皮脂が詰まってしまうことが原因です。
この時点でも毛穴は十分目立ちますが、開いた毛穴にバイ菌が入り、皮脂を栄養にしているアクネ菌が繁殖することで、ニキビが出来ます。
ニキビはいくつか段階を踏んで成長しますが、赤みのあるニキビは炎症を起こしているサインです。赤ニキビが多いと、赤みも広範囲に広がります。
また、赤みのあるニキビの周辺の皮膚も赤くなります。これは毛細血管が拡張してうっ血している状態です。
ニキビや毛穴トラブル・赤みが起こるということは、お肌が正常に機能していないサインです。血行不良によってうっ血しやすく、栄養もうまく行き届いていません。
また、赤ニキビは、炎症が治まっても、今度はニキビ跡としてお肌に残ります。ニキビ跡が消えるまでには時間がかかりますし、治るまでにまた新しいニキビができる可能性は高いです。
ニキビや毛穴トラブルは、皮脂の分泌量が多いところにできやすいので、同じ場所に繰り返しできやすいのです。
そのため、ニキビや毛穴トラブルを繰り返して赤みから抜け出さない人も数多くいます。
ニキビや毛穴トラブルを改善して赤みを治す方法
繰り返しできやすいニキビや毛穴トラブル、そして炎症による赤み。これらを改善するためには、まずはスキンケアを見直しましょう。お手入れをするときは、以下の点を意識していきます。
- ニキビや毛穴トラブルができないように予防する
- 既にできてしまった赤みのあるニキビを治す
- 赤みの原因となる薄い角層を健康で丈夫に育てる
ニキビや毛穴トラブルの予防法
毛穴が詰まったり、ニキビが成長しないように予防すれば、繰り返していたトラブルから抜け出すことができます。
赤みのあるニキビの元は過剰に分泌した皮脂です。もともと皮脂の分泌量が多い肌質の方もいらっしゃると思いますが、年齢を重ねていくと皮脂の分泌量は減少します。
皮脂はお肌を守るために過剰に出るので、大人ニキビの原因は、乾燥による皮脂の過剰分泌であることが非常に多いです。
私はもともとニキビができる肌質ではありませんでしたが、20代のある時期に突然、赤みのあるニキビがたくさんできてしまいました。
原因は乾燥によるものでした。そのため、乾燥を防ぐ保湿のお手入れで皮脂の過剰分泌を抑えることが大切です。
また、毎日の洗顔でその日の皮脂やメイク汚れを確実に落とすことも必須のお手入れです。
毛穴トラブルの原因は皮脂だけでなく、毎日のメイク汚れが落ち切らずに毛穴に残り、そこから炎症を起こすこともあります。
絶対にやめてほしいのは、化粧を落とさずに眠ってしまう…というものです。ニキビを増やしたくないなら、これだけは絶対に守りましょう(^^;)
まとめると、ニキビや毛穴トラブルの予防には、過剰な皮脂分泌を抑えるための「保湿」と毎日の汚れを確実に落とす「クレンジングと洗顔」が重要になります(^^)
赤みのあるニキビを治す方法
赤みのあるニキビは、下手に触ってしまうと悪化してしまう可能性があるので皮膚科へ行くのが1番です。
私は炎症を起こしたニキビだけは、皮膚科で治すと決めています。自分がニキビ治療を経験して、皮膚科が1番早くキレイに治せるとわかったからです。
ただ、皮膚科にすぐ行けないこともありますよね。そんな時は、オロナインで応急処置をしましょう。
オロナインには抗炎症作用があるので、一時的な対策になります。また、この段階では炎症を抑えることより大事なのが、ニキビが潰れないように保護するということです。
意外と怖いのが眠っている間です。寝返りを打った時にニキビが潰れてしまったり、ホコリがついて悪化する可能性があります。悪化すると治りも遅くなり、さらに赤みが強くなってしまいます。
私は、ニキビができると必ずテープで保護をしてから眠るようにしていました。皮膚科で処方されたアクネ菌に効く、ニキビ用のクリームを塗ってからテープをはります。
この時に、応急処置ならオロナインを塗ってテープをはりましょう。この段階では、皮膚科へ行くまで悪化させずに現状維持をすることが大切です。
角層を丈夫に育てる方法
角層が丈夫に育てば、赤みや毛穴トラブル、ニキビができにくくなるので良いことづくしです。
健康なお肌をつくるために、基本のクレンジングと洗顔・保湿のやり方を見直しましょう。以下のポイントは先程お伝えした「ニキビの予防法」でも活用してみてください(^^)
クレンジング・洗顔
ポイントは刺激を与えずに、お肌に必要な潤いは残しながら、確実に汚れを取り除くことです。
- クレンジングはミルクかクリームタイプを使う
- ゴシゴシこすらない
- ぬるま湯で30回以上すすぐ
- 特に入浴時にお風呂場でシャワーを直接顔に当ててすすがないようにする
- 洗顔は1日2回まで
- タオルは清潔なものを使う
ちょっとしたことですが、毎日のクレンジングや洗顔は死ぬまで一生行うことなので、お肌への摩擦は計り知れません。
これからも長く付き合っていくお肌ですから、できるだけ負担を軽減しましょう。
正しい洗顔方法については、こちらもあわせてご覧ください→美容部員が教える、顔の乾燥を改善する洗顔の秘訣とは?
保湿
保湿の基本は化粧水→乳液→クリームです。ニキビ治療ではクリームを使わない場合もありますが、私は乾燥が原因のニキビだったので、クリームも使っていました。
ただ、乾燥が原因だからといって、保湿をするために炎症を起こしているニキビの上にクリームをたっぷり塗るのは逆効果です。
また、ニキビができている時は、化粧水をコットンでパッティングするのは刺激になるので、手のひらで優しくつけるのがおすすめです。
スキンケアの最中は、間違ってニキビを触って悪化させてしまう可能性もあるので、顔にのせているだけで保湿ができるシートパックがおすすめですよ。
また、保湿はスキンケアだけでなく、日中のケアでも取り入れましょう。
紫外線などの外的刺激によって、治りかけのお肌が傷ついてしまうと、ニキビや赤みが復活してしまいますから、日焼け止め入りで保湿成分の入った下地を使うようにしましょう。
詳しくはこちらを参考にしてみてください→顔の乾燥を改善する、保湿のお手入れ完全版!
生活習慣の改善で赤ニキビは治せる!
赤みのあるニキビは、生活習慣が大きく影響している可能性も高いです。
睡眠
お肌は眠っている間につくられ、成長ホルモンの分泌も睡眠中に行われます。現代人は睡眠負債と言われており、休日に寝溜めをしても回復できないレベルで睡眠不足になっている人が多いんだそうです。
睡眠不足は、十分お肌トラブルの原因になります。私は不眠症の経験がありますが、その時期はお肌の不調を常に感じていたので、健康なお肌のリズムをつくるためにも、6時間〜8時間は眠るようにしましょう。
食生活
脂っこいものや甘いものを食べ過ぎると赤みのあるニキビはできやすいです。
また、お肌と同じように体内の循環が悪いとニキビはできやすくなります。そのため、排便がスムーズに行えるように腸内環境を整えましょう。炭水化物中心の食生活の方は要注意ですよ!
私のおすすめは、毎日お味噌汁を飲むことです。お味噌汁は、体に優しい・野菜が取れる・水分がとれる・体をあたためられる…!良いことづくしなんです(^^)
私はお味噌汁のおかげで便秘解消されています(^^)あとは、調理のいらない納豆や、豆乳などの大豆製品もおすすめです!
バランスの良い食生活は、お肌を健康にしてくれるので、間違いなく美肌に繋がりますよ(^^)食生活についてはこちらの記事も参考にしてみてください→顔の乾燥を改善する「食べ物・食べ方・整え方」徹底ガイド!
また、食生活の乱れは、ストレスによる暴飲暴食も原因の1つにあげられます。ストレスを発散する方法を色々ともっておくと良いでしょう(^^)
こちらも参考にしてみてください→顔の乾燥はストレスで悪化する?ストレスの対策や発散する秘訣とは?
まとめ
いかがでしたか?今回はニキビや毛穴トラブルによる赤みの予防法や改善方法をお伝えしました。
赤みのあるニキビや毛穴トラブルは、皮脂分泌の多いパーツに集中して、繰り返し起きやすいものです。
しかし、普段のスキンケアや生活習慣の見直しで十分改善できるものです。私自身も赤みやニキビに悩んでた時期がありましたが、お手入れを改めることで改善しました。
ニキビを治して、赤みのない美肌を手に入れましょう(^^)
こちらの記事もご覧ください→肌の赤みのひどかった私が、スキンケアとメイクで赤みを消した方法
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