思わず触れたくなるような透明感のお肌に、「私もあんな風になれたら…!」と、女性なら誰もが憧れを抱くものですよね。
透明感のあるお肌は、努力次第で誰でも手に入れることができるんですよ。今回は、美容部員の私が、お肌に透明感を出すファンデーションやメイク術をお伝えします。
メイク前の一手間で透明感を手に入れる
まずは、ファンデーションを塗る前にお肌の土台を整えなければなりません。透明感のあるお肌をつくるためには、ファンデーションがよれないように潤いをたっぷりと与えてあげましょう。
まわりと差をつける!メイク前のホットタオルとコットンパック
私は朝洗顔をしたら、ホットタオルをします。血行が良くなって、化粧水の浸透が高まるので、時間がある時は必ずするようにしています。
ホットタオルの後は保湿のシートマスクか、コットンかティッシュで手作りのパックをしています。
手作りのパックは、コットンかティッシュに化粧水を含ませて、顔にペタッと貼り付けて5分くらいしたらはがすというもの。
私は、コットンパックに使うお化粧水は、大容量で低価格のものを使ってます。普段使うお化粧水は、お肌に合わせてランクを上げています。
パックをする時間がなければ、お化粧水をコットンにたっぷり含んでパッティングをします。
朝もクリームを使って!
朝もクリームを使いましょう。私は美容部員の経験がありますが、お客様にこのお話をすると「え?朝もクリームを使わないとだめなんですか?知らなかった〜」というお声をよく聞きます。
そうなんです。お肌の潤いを保つためには、少量でもいいので、クリームで油分の膜をはることが大切なんです。
「メイク前にクリームを使ったら、ファンデーションがくずれやすくなりそう」って思いますよね。でも、実はクリームを使った方がファンデーションはくずれにくいです。
もちろん、ぬりすぎてしまうと化粧崩れの原因になりますが、是非、騙されたと思ってやってみてください^ ^
お肌に透明感を出すベースメイク術
私は職業柄、お客様のメイクアップをお手伝いさせていただくことが多いのですが、みなさん透明感のある、ナチュラルなメイクを好まれます。私は下地→ファンデーション→お粉の順番でつけています。
私は透明感を出すために以下の点に気をつけています。
- 隠したいところはさりげなくカバーする
- ファンデーションは薄づきで素肌感を出す
- 自然に肌のトーンをあげる
では順番にみていきましょう。
下地
ファンデーションをする前に、必ず下地を使いましょう。下地はファンデーションを支える土台なのでとっても重要です!
どんなに良いをファンデーションを使っても、土台がしっかりしていないと、時間が経った時にくずれやすくなってしまうんですよね。
下地はUVカット効果や、保湿の効果があるものが断然おすすめです。紫外線と乾燥は、どちらもお肌にダメージを与えて、お肌のバランスを崩します。
透明感を出すためには、ブルー系やパープル系の下地やコントロールカラーを使うと良いです。
コントロールカラーについては、詳しくはこちらの記事をご覧ください→お肌に透明感を与える化粧品!くすみを改善した美容部員の体験記
私は下地マニアで色々と使っていますが、最近はナチュラグラッセのバイオレットか、イプサのブルーの下地を、全顔+気になるところに重ねて使っています。
ファンデーション
ファンデーションは、保湿力の高いリキッドかクリームタイプがおすすめです。パウダーファンデーションはダマになったり、粉っぽくなりやすく、見た目にツヤが出ません。
透明感を出すために、自然なツヤ感を出しましょう。ファンデーションを塗るときは、手の甲にファンデーションを出し、スポンジで少量なじませてからムラなく薄く薄くのばしてください。
スポンジは、手で伸ばすよりもムラになりにくいのでおすすめです。私はファンデーションはかなり薄づきです。基本的には、全体に薄くなじませ、目まわりと頬に軽く重ねづけをするだけ。
時には、しっかりファンデーションを塗ってカチッとしたい時もあるのですが、本当は、ファンデーションを塗らなくても平気なくらい、お肌そのものに透明感を与えてきれいになりたいと思っています^ ^
だからスキンケアを頑張っています!私はここ2年くらいで本当にお肌が変わりました。お肌の調子が良いと、メイクのりと、なによりメイクのもちが最高ですよ。
私がどんなスキンケアでお肌が変わったか、こちらも合わせてご覧ください→美容部員が教える、お肌に透明感を与えるおすすめのスキンケア
仕上げのお粉
最後は仕上げのお粉が必要です。リキッドやクリームファンデーションは、薄づきとはいえ、お肌にさわるとベタつきがありますよね。
このままにしておくと、アイカラーやチークがうまくつかず、よれてしまいます。
お粉は、ファンデーションが崩れるのを抑えてくれたり、ポイントメイクをのせやすくする役割があるので、必ずつけましょう。
お粉はティッシュにだして、パフにつけ、揉み込んで余分な粉を落とすと、均等にお肌にのせることができます。
ツヤを出すために、つけすぎには注意しましょう。
ポイントメイク
続いてはポイントメイクです。アイカラーやチーク、リップなど、色選びが重要になります。
私は、基本的にはご自身のお肌色に合ったカラーを使ってメイクをすることで、お肌に透明感を出せると考えています。
以前も別の記事で肌色別に似合う色をご紹介しましたが、そちらを元に解説しようと思います。是非、合わせてこちらの記事もご覧ください。→お肌に透明感がない!透明感を出すには血行促進と服の色が関係?
画像は私の私物を使って色のイメージを表してみました。
特に、グループ別にのせている、ブラウンのアイカラーの色の違いをよくみてください。グループによって全然違うので^ ^
赤みの強い方
お肌に赤みの強い方は寒色系のカラーを使ったメイクが似合いやすいと言われています。
アイカラーで代表的な色であるブラウンを例にあげると、シルバーのベースと、赤茶色系を選ぶと良いです。
カラーメイクならエメラルドグリーンも素敵。チークやリップは、パープルや青みの強いピンク、ローズ系などがお似合いです。
このタイプの方は、黄色みの強い方に似合うカラーが苦手色です。
黄色みの強い方
お肌に黄色みの強い方は、暖色系が似合いやすいと言われています。
ブラウンのアイカラーはゴールドやアッシュ系が良いです。カーキやターコイズブルーなどもおすすめです!
チークやリップは、黄色みの強いオレンジやコーラル系やベージュもお似合いですよ。
このタイプの方は、赤みの強い方に似合うカラーが苦手色です。
どちらでもない方
絵の具からそのまま出した自然な色が似合いやすいです。極端に赤みや黄色みが強くないカラーであれば、ベージュやピンク、オレンジ、グリーン、ブルーなど、なんでも似合います。
私はこのグループなのですが、上記の2つのグループのカラーと組み合わせても馴染みやすいのが特徴です。日本人の多くはこのグループなんです。
ポイント
お肌に透明感を出すために、いくつかポイントをお伝えします。
どのグループにも共通しますが、チークもアイカラーもリップも、発色が濃くなりすぎないように気をつけてください。
アイカラーは、1番濃い色の幅が広くなりすぎないように、目のキワに入れましょう。ベースの1番薄い色は全体+目頭に少しのせるとgoodです。
特にリップはリキッドルージュや、口紅の上にグロスを重ねるなど、透明感のあるものを使ってうるツヤを意識してください。
チークは鼻より上、黒目より外側に入れます。ほんのり入れましょう。1番顔がきれいに見える入れ方です。
また、なによりお肌に清潔なものを使ってください。チップやブラシは洗っていますか?ファンデーションのスポンジやパフもそうです。
洗ったものと、洗っていないものでは、発色が全然違いますからね。
お肌がどんどんきれいになると、似合う色の幅が広がっていくので、おしゃれの幅も広がりますよ!
まとめ
いかがでしたか?今回は、お肌に透明感を出すために、ファンデーションを始め、ベースメイクやポイントメイクのやり方をお伝えしました。
メイク前のお手入れにホットタオルやパックを取り入れるとで、ファンデーションのもちを良くすることがわかりましたね。
ベースは下地や仕上げのお粉で土台を安定させることで、ファンデーションのきれいに保つことができます。
ポイントメイクは、ご自身のお肌に合った色を選んで、自然な透け感を出しましょう。
これは美容部員として、お肌をきれいにみせるために学んだことです。それを自分なりにアレンジして、自信をもってみなさんに発信しています。
何かお役に立てたら幸いです!
こちらの記事もご覧ください→お肌に透明感を与えるサプリメント
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