皆さんは、お肌の一部だけザラザラすることはありませんか?
例えば、頬はとっても滑らかなのに、小鼻と顎だけはザラザラする…といった具合です。
なぜ、一部だけザラザラしてしまうのか気になりますよね。お肌トラブルは放っておくと、数年後のシワやたるみにも繋がるので、早急に原因を探りましょう。
お肌の一部がザラザラする原因は?
お肌が一部だけザラザラする原因は、パーツによっても異なります。ザラザラしやすい箇所と、その原因をお伝えします。
小鼻・顎・Tゾーンなど
これらは、顔の中で皮脂の分泌量が多い箇所です。皮脂の分泌量が多いので、角質と皮脂汚れが混ざり合うことでできる、角栓が毛穴に溜まりやすいです。この角栓によってお肌はザラザラします。
白いいポツポツも、黒いポツポツもどちらも角栓になります。
フェイスライン
フェイスラインはお手入れ不足になりやすい箇所です。洗顔や保湿などのスキンケアが行き届いていないことが原因でザラザラしている可能性があります。
頬
頬の一部がザラザラすることがあります。この原因は乾燥や環境によるものが大きいです。お肌が弱い方は、外部からの刺激に左右されやすいので、乾燥しやすいです。
また、薬の副作用で極度に乾燥して白くなり、ザラザラすることもあります。
もしくは、元々のお肌質で、「鮫肌」によるものも考えられます。これは遺伝によるもので、角質がザラザラしやすく、うっすらと赤い発疹のようなものもみられます。
全てのトラブルに共通する、お肌のザラザラを改善する方法
では、それぞれの改善方法をみていきましょう。基本的に、正しいお手入れの方法は全てのトラブルに共通します。
大切なのは正しい洗顔と徹底的な保湿です。
正しいクレンジングと洗顔のポイント!
- クレンジングはクリームかミルクタイプを使う
- ぬるま湯で洗う
- ゴシゴシとこすらない
- 洗顔料は水を含んでモコモコに泡立てる
- タオルで拭く時は、水気を軽く抑える程度にする
- 洗顔は、1日に2回までにする
もし、クレンジングはオイルを使ってゴシゴシ洗っている方がいたら、保湿のお手入れよりも先にこちらを見直しましょう。
クレンジングオイルは、洗浄力が強いのでお肌のザラザラを取り除いてくれるようなイメージがありますが、逆にお肌に必要な脂も奪ってしまいます。
私たちは、脂によってお肌を守ろうとするため、お肌に必要な油分も取り除かれてしまうと、過剰に皮脂を分泌してしてしまい、表面のテカテカや、乾燥や角栓によるザラザラを引き起こします。
また、熱いお湯も必要以上に皮脂を取り除いてしまうので、ぬるま湯がベストです。
お肌に負担の少ないクリームやミルクタイプのクレンジングを使い、優しくなじませて、ぬるま湯ですすぎましょう。
お肌の調子に合わせて朝と夜の洗顔を変えてみるのもおすすめです。詳しくはこちらの記事の3つ目の項目をご覧ください→お肌のターンオーバーが早い原因は?正常化させる方法
保湿の基礎は3つのステップ!
基本は化粧水→乳液→クリームの3ステップでお手入れをしましょう。
この3つのステップは、お肌に潤いを与え、その潤いが蒸発してしまわないように留めておくことができる、最も基礎的なお手入れ方法です。
お肌がザラザラするからといって、クリームを省いてしまうと乾燥によってさらにザラザラが増してしまいます。
あれこれスキンケアを変えたり、やりすぎるのも返ってお肌の負担になることもあります。
この3つのお手入れは、お肌に合う化粧品を使うことが大前提なので、今使われているものが本当にお肌に合っているのか、見直してみましょう。
デパートのお化粧品カウンターに行くと、スキンチェックをしてくれるところもあります。是非そういったものも活用してみましょう。
お肌のザラザラを改善する、パーツ別のお手入れポイントとは?
共通しているお手入れ方法がわかったところで、さらに、パーツ別に気をつけるべきポイントもみていきましょう。
鼻・顎・Tゾーン
皮脂が気になって仕方ない部分かとは思いますが、あぶらとり紙で頻繁に皮脂を取らないようにしましょう。
油分を取りすぎると、逆に皮脂分泌を助長してしまい、ザラザラを悪化させます。皮脂を取り除くお手入れは、洗顔と週に1回ほどの角質ケアに留めておきましょう。
お肌の新陳代謝は、パーツによって異なるので、角栓によってザラザラする部分は、スペシャルケアとして角質ケアを取り入れてみてください。
気になるところから、部分的に取り入れて様子を見るのが良いでしょう。
角質ケアは、1回したからといって、全ての毛穴がきれいになることはないので、あまり期待しすぎずに使いましょう。継続して取り入れることで、毛穴に皮脂や汚れがたまりにくくなるので、定期的なケアはおすすめです。
ピーリングや角質ケア用の洗顔料、パックなど、種類は様々です。
ピーリングについてはこちらをご覧ください→お肌のザラザラを改善!正しいピーリングのやり方とは?
また、毛穴をつぶしたり、無理に角栓も取り除こうとしないでください。触りすぎは危険です。どうしても毛穴をきれいにしたいのであれば、その時は自己処理をせずに、プロの手を借りましょう。
こちらにエステや皮膚科のお手入れ方法をまとめています→肌の毛穴の黒ずみはエステや皮膚科で改善できる?おすすめの薬は?
一度、エステの体験コースに行ったり、皮膚科でみてもらうのもいいですね。私も皮膚科のメンテナンスを受けていますが、保険が効くのでとても安いです^ ^
フェイスライン
髪の毛の生え際まで洗顔と保湿をするようにしましょう。特に洗顔は、すすぎ残しによってザラザラや吹き出物にも繋がります。
保湿のお手入れは顔の中央に集中してしまいがちです。フェイスラインは、薄づきでもいいので最後のクリームまで塗りましょう。
頬
頬は、洗顔をする時に摩擦をかけすぎないよう、特に注意しましょう。頬は顔の中で面積も広い部分なので、全体的に力が入りがちです。顔と手が軽く触れる程度で洗顔をしましょう。
保湿は、気になるところに重ね塗りをしましょう。頬骨のところは塗り残しの多い部分なので、意識して塗りましょう。
まとめ
いかがでしたか?お肌は全体ではなく、一部分だけザラザラすることがあり、パーツによってザラザラの原因も異なることがわかりましたね。
角栓や乾燥、お手入れ不足によるものなど、原因は様々でした。しかし、正しいお手入れの基礎的なところは全てのお肌トラブルに共通しています。
まずは基礎を固め、その上で足りない部分のを補いながらお手入れしていきましょう。
こちらの記事もご覧ください→お肌に透明感を与える化粧品!くすみを改善した美容部員の体験記
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