質の高い炭酸パックを手作りしよう★材料や作り方、お肌への効果は…?

炭酸美容
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美肌づくりのために、続々と取り入れている人が多い炭酸パック。炭酸は血管に働きかけ、血液循環を活性化させたり、新陳代謝を高めるはたらきがあります

最近では、様々な形状で多機能な商品もある中で、「手作りの炭酸パック」が流行っています。

今回は、手作り炭酸パックの作り方やその効果をお伝えします。

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炭酸パックのお肌への効果がすごい!

炭酸パックは、二酸化炭素が水に溶けたものです。二酸化炭素をお肌に取り込むことで、血液中の濃度のバランスを保つために、酸素を送り込むので血行が促進されます。

血液循環が良くなると体にとってもお肌にとっても良いことだらけです(^^)

お肌にとって必要な栄養素や酸素が行き届きやすくなりますし、毛穴の汚れや古い角質などの老廃物をスムーズに外へ排出できるようになるので、お肌の土台であるターンオーバーが活性化されます。

ターンオーバーが活性化されると、潤いのある元気な細胞がつくられるので、丈夫で揺らぎにくい健康なお肌の土台が整います。

そのため、炭酸パックを使うことで、以下のようなお肌トラブルの改善や予防に効果が期待できます。

  • 古い角質が取れてお肌がワントーン明るくなる
  • 毛穴の汚れが取れてツルツルに!
  • ターンオーバーが整って乾燥知らずのモチモチ肌に
  • 余分な皮脂を取り除いてニキビ予防ができる
  • 傷ついた細胞を排出するのでニキビ跡やシミが薄くなる
  • 加齢とともに遅くなるターンオーバーを促進するのでエイジング予防になる
  • 水分の滞りも改善されるのでむくみ防止や小顔効果もあり

炭酸パックによって得られる効果はこんなにたくさんあるんです(^^)ほとんどのお肌トラブルに有効と言えるでしょう。これはもう、炭酸パックを取り入れない手はないですね。

そんな魅力がいっぱいの炭酸パックは、自宅でも簡単に手作りすることができます。

手作りの炭酸パックは圧倒的にコストを抑えられる!

炭酸パックはエステのメニューでも取り入れられており、それなりの効果を得るためには自宅でできる炭酸パックでも1回1000円〜と割とお高めです。

炭酸パックは、お肌の巡りを良くして、肌力を高めるものなので、最初の1週間〜10日は毎日継続し、その後も週に1・2回は継続的に使用するのが効果的な使い方です。

しかし、コストの面で継続が難しい場合もありますよね。女性はその他にも美容関連で随分お金がかかりますから(^^;

その点で、手作りの炭酸パックは圧倒的にコストを抑えられます(^^)「炭酸パックは自作で十分!」と効果も実感している方が多いです☆

手作りの炭酸パックは、アレンジが自由自在なので、自分のお肌に合った自作の炭酸パックをつくることも可能です。

効果を実感できる、質の高い手作り炭酸パックを作る秘訣★

せっかく炭酸パックを手作りするのであれば、効果も実感できるものをつくりたいですよね(^^)

質の良い炭酸パックをつくるためには、以下のような点に気をつけていきます。

炭酸の質を高める

炭酸の質を高めるためには、炭酸の濃度を高めましょう。炭酸の濃度は高い方が、お肌に取り込んで血管にはたらきかける炭酸の量が増えるので、血行促進の効果が高まります。

これから作り方は説明しますが、炭酸を強めにしたい場合はクエン酸の量を多めにします。

しかし、炭酸の刺激が強すぎるとお肌に負担になってしまう可能性もあるので、ご自身のお肌状態と相談しながら作っていきましょう。

また、炭酸パックの炭酸の質を高める方法はもう1つあります。それは、炭酸パックを作るときに、炭酸がなるべく抜けないように工夫することです。

炭酸は、温度が高いほど早く抜けてしまうので、容器や材料を冷やしておきましょう。また、材料を混ぜ合わせる容器も、なるべく口の狭いものを使うと、空気に触れる空間が少なくなるので、炭酸が抜けにくくなります。

美容成分を配合する

最近の炭酸パックは美容成分配合のものも多いです。炭酸の効果に加えて、美容成分がお肌をサポートしてくれます。

保湿力を高めるならヒアルロン酸やセラミド、美白効果を高めるのなら、ビタミンCなどの美容原液や精油を加えましょう。

自作しやすい形状を選ぶ

炭酸パックには、ジェル・泡・シートマスクといったタイプがあります。それぞれ作り方が異なるのと、メリット・デメリットがあるので、ご自身に合うものを選んでいきましょう。

ジェルタイプ

最も一般的なものはジェルタイプです。いくつかの材料を用意して混ぜ合わせるので、多少の手間がかかりますが、美容成分や精油を配合させたりできるので、オリジナルの炭酸パックが作れます。

清潔なお肌に20〜30分くらいのせて、その後洗い流します。ジェルタイプは液垂れしにくいので、パック中にながら作業もできます。

炭酸をお肌にしっかり浸透させることができるので、手作りでもしっかり効果を得られます(^^)手づくりをするなら、個人的にはジェルタイプは最もおすすめです!

泡タイプ

ジェルの炭酸パックを作る工程で、ジェル成分を除けば泡タイプの炭酸パックが作れます。

ジェルタイプよりも材料が少なくて済みますが、泡タイプは炭酸がすぐにぬけてしまうことや、液垂れしてしまうというデメリットが目立ちます。

市販のものは、高度な技術で炭酸が抜けにくいものも多ので、個人的には泡タイプなら手作りにこだわらず、市販のプチプラアイテムを試されるのも1つの方法だと思います(^^)

シートマスク

シートマスクのタイプはジェルに比べると材料が少なく、手間もかからないので簡単に作れます。

しかし、こちらも泡タイプと同様に液垂れによって長時間顔の上にのせておくのは難しいです。美容成分も添加するには向いていないので、手軽さを最も重視している方には、シートマスクタイプがおすすめです。

手作り炭酸パックに必要な材料と材料費の目安★

では、手作りの炭酸パックを作っていきましょう。

ジェル

手作りの炭酸パックに必要な準備物(1回分)は以下の通りです。

  • 重曹5g
  • クエン酸3g
  • キサンタンガム1g
  • グリセリン5g
  • 精製水20ml
  • (精油)1・2滴
  • (美容成分の原液)1・2滴

キサンタンガムは初めて聞いた!という方も多いかもしれませんね。キサンタンガムは、とろみをつけてジェル状にするはたらきがあります。

重曹とクエン酸は2つが反応を起こして炭酸を発生させます。炭酸を強めたい場合はクエン酸の量を増やしましょう。

これらは顔に直接使うので、掃除用のものではなく、安全のため食用のものを使うようにしましょう。

グリセリンは、多くの化粧品にも含まれている保湿成分です。

精油や美容成分は、お好みでプラスしてみてくださいね(^^)

ちなみに、キサンタンガムを除けば泡タイプの炭酸パックがつくれます。

これらの材料費の目安はこちらです。

グリセリン…500mlで500円前後

キサンタンガム…20gで300円〜500円くらい

重曹…1kgで500円前後

クエン酸…1kgで600円くらい

精製水…500mlで100円くらい

精油や美容成分の原液を除くと、トータルで2000円くらいで揃います(^^)

試しに手作りで作ってみたい!という方は、重曹やクエン酸、グリセリンはもう少し少量で売っているものを探すとコストもさらに抑えられます。

何十回も使えるので、かなりお得です(^^)

シートマスク

シートマスクの準備物はとってもシンプルです。

  • 炭酸水
  • コットン

たったこれだけです。炭酸水は、二酸化炭素と水だけでできているものを選んでください。コットンは家にある人も多いと思うので、炭酸水だけなら100円でできちゃいますね(^^)

炭酸パックの作り方と使い方★

手作りの炭酸パックの作り方の手順をお伝えします(^^)

ジェルタイプ

  1. ボウルをアルコール消毒し、清潔に保ちましょう
  2. グリセリンとキサンタンガムを入れてよく混ぜます
  3. 必要であれば美容成分を加えましょう
  4. さらに精製水を加えてよく混ぜます
  5. ジェル状になったら重曹を加えます
  6. 必要であれば精油を加えて更に混ぜます
  7. 最後にクエン酸を入れると炭酸が発生します

ここまでの工程で炭酸ジェルは完成です。この後は実際に顔にのせてパックをしていきます。

  1. 手作りした炭酸ジェルを顔にのせます(※この時、目のキワギリギリまで塗布するのはは避けましょう)
  2. 炭酸が抜けないように、顔全体にラップをかけます
  3. 10分程放置します
  4. よく洗い流しましょう
  5. 炭酸パック完了です★すぐに保湿をして潤いをお肌に閉じ込めましょう。

シートマスク

シートマスクタイプは手軽さが決め手になるので作り方もとってもシンプルです。

  • 炭酸水にコットンを浸します
  • 顔全体に貼り付けます
  • 10分〜30分くらい放置します
  • シュワシュワしなくなったら炭酸水を足していきましょう
  • コットンをはがしたら、洗い流してお手入れ完了です★

手作りでも効果は得られる!

手作りの炭酸パックは、エステ級の効果をえられるか?と言われると、YESとは言えませんが、総合的に評価すると、十分満足できる効果が得られると言えるでしょう。

手作りでも炭酸はしっかりつくれるので、血行促進によるお肌の立て直しができます。

毛穴のお掃除や古い角質の排出、エイジング予防や乾燥改善なども期待できます。

自分の好みに合わせて作れて、コストも抑えられますし、何より、自分で材料を調合してつくるので安心です。

高度な技術を使った高濃度の炭酸や美容成分配合の市販のパックも良いですが、手作りのものがお肌に合えば、それに越したことはないと思います(^^)

まとめ

いかがでしょうか?今回は「魅力のつまった炭酸パックを手作りしてしまおう!」ということで、ジェルタイプとシートマスクタイプを中心に、材料や作り方などをお伝えしました。

質の高い炭酸パックをつくるためには、多少の時間と手間がかかりますが、一度材料を揃えてしまえば何十回も使えますし、何度もつくるうちに作り方の手順もすぐに覚えられます(^^)

炭酸パックは、肌質を選ばずに使えますし、継続することで定期的なお肌の立て直しができるので、美肌のためには使わない手はないです☆(^^)

お肌への効果とコスト面を考えても、手作りの炭酸パックは非常に優秀です(^^)

是非、日々のお手入れに取り入れてみてください♪

こちらの記事もご覧ください→コスパ抜群!美肌になれる、プチプラの炭酸パックを教えます★

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