顔の赤みを伴う肌荒れの原因は?スキンケアや薬で正しく改善しよう

ニキビ・肌荒れ・赤み対策
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なかなか治らない顔の赤みや肌荒れ。お肌が乾燥したり、敏感に傾いてニキビができたり、何度も繰り返す肌荒れは厄介なものです。

今回は赤みを伴う肌荒れの原因や、自身の体験談を元に、改善方法についてお伝えします。

肌荒れからお肌を守る正しいスキンケアや、赤みを軽減する薬などを活用して、丈夫で健康なお肌をつくっていきましょう。

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顔に赤みが出る原因は?

肌荒れには様々な症状がありますが、乾燥の悪化や炎症ニキビなどによって、顔に赤みが出てしまうことも多いです。

赤みの原因には、皮膚の薄さが大きく影響しています。皮膚が薄い人は、お肌の貯水力の決め手となる、角層が薄いので、潤いを溜め込む容量が少ないのです。

水分蒸発もしやすく、バリア機能も弱いので、外的な刺激も受けやすいです。

そのため、乾燥が悪化してカサカサしたり、ヒリヒリやかゆみを伴って敏感傾向に陥りやすく、炎症のサインとして赤みが出てしまうのです。

皮膚の薄さは生まれつきによるものもありますが、間違ったスキンケアによって、自ら角層を傷つけて薄くしてしまっている可能性もあります。

また、肌荒れ中のお肌は揺らぎやすく、お肌のターンオーバーが乱れて、バリア機能が弱っているサインです。

そのため、肌を強くする対策をしていきましょう。皮膚の薄さは変えることはできませんが、スキンケアで丈夫なお肌をつくることはできますからね(^^)

赤みや肌荒れを改善するために、間違ったスキンケアを改め、お肌の機能が正常にはたらくように立て直していきましょう。

【体験談】お肌の赤みや肌荒れは治る!

私自身、お肌の赤みには、随分と悩んでいた時期があります。その時のお肌の画像がこちらです。

私はもともと乾燥肌ですが、自分のお肌に合ったスキンケアができていなかったがために、乾燥が悪化して、ニキビがたくさんできてしまいました。

また、間違ったスキンケアによってもお肌が弱って赤みが強く出るようになり、肌荒れが慢性化してしまいました。

しかし、スキンケアを改めたり、薬を活用することで、お肌はここまで改善されました。

炎症が強かったのと、正しいスキンケア方法にたどり着くまでに試行錯誤をしていたので、赤み・乾燥・ニキビなどがすっかり良くなるまでには、時間がかかりました。

ニキビの炎症は皮膚科治療で2〜3ヶ月、赤みはスキンケアの改善と、週に3.4回のマッサージを取り入れて2〜3ヶ月、乾燥はスキンケアの改善と保湿剤の活用で1〜2ヶ月で大きな炎症は治りました。

厄介だったのはニキビ跡の赤みです。薄くなったなとは感じても、1〜2年くらいは存在感がありました。ほとんど目立たなくなるまでには数年かかったので、お手入れには根気がいります。根強いニキビ跡がなるべくできないように、あわせて予防もしていきたいですね。

顔の赤みや肌荒れを改善する方法

肌荒れを改善してきた私が、赤みや肌荒れを予防&改善するまでに行った対策方法をお伝えします。

洗顔

間違ったスキンケアといえば、洗顔や角質ケアのやりすぎや、力強くゴシゴシ擦って摩擦を与えることによって、自ら皮膚を削って、お肌を薄くしてしまっている可能性があるので、洗顔方法を改めると効果的です。

正しい洗顔方法としては、以下のような点を意識して行いましょう(^^)

  • クレンジングはお肌に優しいクリームやミルクタイプを使う
  • 洗顔料をしっかり泡立てる
  • 指を揃えると圧がかかりやすいので、力をかけずに、優しく馴染ませる
  • すすぎはぬるま湯で行う
  • すすぎ残しがないように30回以上はすすぐ
  • 顔の水気はタオルで軽く抑えて吸い取るように拭き取る

赤みが出ているということは、お肌が弱っているサインなので、これ以上悪化しないように、お肌に優しい洗顔料を使ったり、水温や圧力も工夫して、極力負担をかけないようにしましょう。

優しく洗うといっても、優しさの加減は人それぞれなので、自分の顔を卵だと思って洗うと良いでしょう。卵の殻は脆いので、破らないように丁寧に扱いましょう。

保湿ケア

顔に赤みが出ている方は、お肌が敏感になっているので、保湿力を高めて乾燥や外的刺激からお肌を守りましょう。

基本的には、お肌の水分と油分のバランスを保つことで、ターンオーバーの正常化やバリア機能を高めることができます。

保湿ケアは、シンプルな化粧水→乳液→クリームの3ステップで行いましょう。

この時、保湿力を高めるために以下のような点を意識してみてください。

  • 保湿成分配合の(セラミド・コラーゲン・ヒアルロン酸・プラセンタなど)の化粧品を選ぶ
  • 洗顔後や入浴後は、1秒でも早く保湿をする
  • ハンドプレスをして馴染ませを丁寧にする

保湿ケアは、もちろん、何もしないよりもする方が良いですが、スキンケアをしても、お肌に必要な保湿力が得られなければ、肌荒れは改善できません。

そのため、潤い成分が配合されているものを意識して選ぶようにしましょう。

また、スキンケアアイテムの保湿力は大切ですが、保湿のタイミングや、馴染ませも潤いの持続力に大きく影響します。

赤みや肌荒れを改善するために、保湿を強化して丈夫な角層を育てましょう。

マッサージ

基本の洗顔や保湿ケアに加えて、是非取り入れていただきたいのがマッサージです。

私は、以前はお肌に強い赤みがありましたが、赤みが引いたのを実感するようになったのは、マッサージを取り入れるようになってからでした。

ちなみに、マッサージは5〜15分くらいのものを週に3〜5回程行なっていました。簡単なマッサージのやり方についてはこちらの記事を参考にしてみてください(^^)→本当にお肌が変わった、つるつる・もちもちの赤ちゃん肌になる方法

私は、お肌の滑りを良くするために、マッサージクリームをたっぷり使って行なっていました。マッサージ後は、血行が促進されて、お肌がポカポカしており、細胞が活性化されているのがわかりました。

短いマッサージですが、コツコツと継続することでお肌は答えてくれるものなんだ!と実感しました。

ただ、マッサージは、肌荒れ状態にもよりますが、痛みが強く、触るのも困難なほどヒリヒリしている場合は控えましょう。マッサージは、お肌状態がある程度まで回復してから始めてみてください(^^)

紫外線対策

ターンオーバーが乱れて、バリア機能が弱ったお肌は、紫外線などの外的なダメージを非常に受けやすいです。

せっかく保湿やマッサージをしても、紫外線を無防備に浴びてしまうとお肌は台無しに。肌荒れが悪化してしまいます。家の中でも紫外線は出ているので油断できません。

そのため、UVケアは毎日欠かさず行うようにしましょう。日焼け止めを塗ったり、飲む日焼け止めサプリメントを活用したり、日傘や帽子などを活用して、なるべく紫外線を浴びないように工夫しましょう。

私の経験上、かゆみやヒリヒリ感がなく、ただ赤みだけが目立つ場合はスキンケアの見直しで、赤みは随分と改善できました。

症状が改善されない赤みや肌荒れは、病院や薬で治療しよう

スキンケアを色々と改善してみたけど症状が改善されない場合は、セルフケアだけでは手に負えない症状や、皮膚の病気の可能性もあり、による治療が必要な場合もあります。

赤みを伴う肌荒れには、

  • 毛細血管拡張症
  • 酒さ
  • 脂漏性皮膚炎
  • 手に負えない乾燥による炎症
  • 炎症を起こした赤ニキビ
  • 根強く残るニキビ跡

などがあります。それぞれの症状や対処法について詳しくみていきましょう。

毛細血管拡張症

毛細血管拡張症は、うっ血して滞った血液が透けてお肌が赤く見える症状です。いつも同じパーツの赤みがずっと続くのであれば可能性は高いです。

生まれつき肌が薄い方、毛細血管が拡張しやすい体質の方は特に赤みが出やすいです。寒暖差の激しい場所や、自律神経の乱れなどによっても起こります。

自力で治す方もいますが、皮膚科で治療を受けるのをおすすめします。

保険適用外になりますが、レーザー治療やフォトフェイシャルで赤みを消す治療を行います。

脂漏性皮膚炎

脂漏性皮膚炎は、皮脂の分泌の多いパーツにできる皮膚炎です。皮膚の常在菌である、マラセチア菌によって引き起こされます。

間接的には偏った食生活や睡眠不足、ストレス、ホルモンバランスの乱れなども影響しています。

症状としては、頭皮や顔がカサカサしたり、炎症を起こしてかゆみや赤みが出たり、黄色いかさぶたが広範囲にできたりします。

脂漏性皮膚炎は、抗真菌剤の塗り薬を使って治療します。

酒さ

酒さは、鼻の頭から両頬にかけて毛細血管が広がって顔が赤くなる症状です。ニキビのようなブツブツが出来ることもあります。

酒さの原因は解明されていませんが、紫外線や飲酒、香辛料など、お肌への刺激となるものは症状を悪化させる要因になります。

酒さは、抗菌薬や抗生物質などの塗り薬を使って治療します。

手に負えない乾燥による炎症

手に負えない乾燥による炎症は、水分保持力が著しく低下しています。

赤みに加えて、一日中つっぱりを感じたり、ヒリヒリやかゆみを感じやすいです。非常に敏感になっています。

保湿だけでは修復できず、乾燥が悪化して悪循環に陥だてしまっている可能性が高いので、ヘパリン類似物質などの細胞を修復する保湿剤(ヒルロイドなど)や、お肌を保護するワセリンなどを使って治療します。

市販薬であれば、ロート製薬の「ヘパソフト 薬用 顔の乾燥改善ローション」などはおすすめです。ヘパリン類似物質配合の保湿剤なので、顔肌の立て直しに役立ちます。

私は、肌荒れがひどい時期はこれを使っていました。

保湿剤は、お肌の赤みを消す薬ではありませんが、細胞を修復して角層を丈夫にしてくれるので、結果的に赤みの改善につながります。

炎症を起こした赤ニキビ

炎症を起こした赤ニキビは、間違いなく、皮膚科の治療で早く治ります。

放っておくと治りが遅くなりますし、セルフケアで悪化することもあります。治りが遅いとニキビ跡も頑固に残ってしまいますから、なるべく早く炎症を抑えたいところです。

皮膚科では、ビタミン剤や抗生物質などの飲み薬、アクネ菌に効く軟膏などで治療をしていきます。

私はビフロキシン錠(ビタミンB2・B6)やシナール(ビタミンC)などのビタミン剤や、アクネ菌対策の軟膏は欠かさず塗って治療していました。

ニキビ跡

ニキビは治っても、根強く残るニキビ跡の赤みは目立つもの。皮膚科では、ニキビ跡に塗る、赤みを薄くする軟膏が処方されます。

私は、ニキビ跡の赤みが強かったので、治すまでに時間がかかりました。ニキビ跡は、メラニンを含む細胞が外へ排出されるとどんどん薄くなります。

そのため、正しいスキンケアを行い、ターンオーバーが正常に機能すればニキビ跡の排出をスムーズに行うことができます。ニキビ跡の排出を促すために、ビタミン剤も合わせて服用しておくと良いでしょう。

もしくは、確実に赤みを薄くするのであれば、イオン導入やケミカルピーリングなどを取り入れましょう。高額ではありますが、効果を実感しやすい治療法です。

まとめ

いかがでしたか?の赤みや肌荒れには様々な症状がありますが、間違ったスキンケアによって、潤いを溜め込む角層をが削れて、皮膚が薄くなっていることが大きな原因であるとわかりました。

健康で丈夫なお肌をつくるためには、正しいスキンケアの積み重ねが鍵を握ります。

また、スキンケアを改めても、赤みや肌荒れが改善しない場合は、セルフケアでは手に負えない症状か、皮膚の病気の可能性が高いです。

この場合は、薬を使った治療が必要な場合もあるので、一度皮膚科を受診してみてください。

私自身も、お肌に合ったスキンケアや薬の治療で赤みや肌荒れを改善することができました!揺らがない、丈夫で健康なお肌をつくりましょう!

こちらの記事をご覧ください→肌の赤みやニキビを改善した私が使っていた市販のプチプラ化粧水はコレ!

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