ふと鏡を見たら「ニキビができてる…」といった経験はありませんか?
ニキビは、10代の頃にできる思春期ニキビや、20代〜にできる大人ニキビがあります。
ニキビは女性だけでなく、男性にとっても大きなお悩みになります。
私も一時期ニキビが大量にできてしまった時期がありましたが、ニキビケアには「洗顔」がとにかく重要です!
特に洗顔料選びや、洗顔料の泡立てを意識するだけで肌状態は変わってきます。
今回は、ニキビケアに効果的な泡洗顔のやり方や、おすすめの洗顔料をご紹介します。
ニキビは洗顔で防げる!☆
ニキビって、1つでもできると気分が落ち込みますよね。
ニキビは、毛穴に詰まった皮脂にアクネ菌が繁殖し、炎症を起こすことで発生します。
ニキビにも色々な症状があり、皮脂が毛穴に詰まって盛り上がった白・黒ニキビや、炎症を起こした赤・黄・紫ニキビなどがあります。
ニキビを防ぐためには、「毛穴に余計な皮脂が詰まらないようにすること」がと〜っても大事です。
そのため、ニキビケアには毎日の「洗顔」がカギになってきます。
みなさんは、正しいやり方で洗顔ができていますか?また、自分のニキビの状態に合った洗顔料を選べていますか?
私は美容部員の経験がありますが、洗顔を正しくできている人は少ないなぁ〜と感じています。
特にこんな風に洗顔をしている方は注意です。
- ゴシゴシと顔をこするように洗っている
- 洗顔料をよく泡立てていない
- すすぎは数回程度
- 1日に何度も洗顔をする
みなさん、化粧水や美容液などのスキンケアに興味がいきがちで、洗顔はついつい適当になってしまう方が多いんですよね。
ニキビ用のスキンケアをしても、なかなかニキビが治らない…という方は一度ご自身の洗顔を見直してみましょう。
洗顔のやり方や、洗顔料の選び方次第で、ニキビを防ぐことは十分可能です(^^)
ニキビに合わせた洗顔料を選ぼう!
ニキビには、思春期ニキビと大人ニキビがありますが、この2つはニキビができる原因が異なります。
それゆえ、それぞれに向いている洗顔料も異なるのです。
思春期ニキビ
思春期ニキビは、皮脂分泌の多いTゾーンや頬にできやすく、10代の方に多いくみられます。
成長ホルモンが活発化することで、過剰に皮脂が分泌し、毛穴に詰まってニキビができやすくなっています。
思春期ニキビは、毛穴が詰まらないように、皮脂汚れをスッキリ落としてくれる洗顔料を選ぶのが理想的です。
ただ、スッキリ落とせるものが良いとはいえ、思春期ニキビはとてもデリケートなので、洗浄力が強すぎるものは返ってお肌の負担にもなります。
低刺激なものかどうかも確認するようにしましょう(^^)
大人ニキビ
一方で、大人ニキビは20代〜にできやすく、口の周りやフェイスライン、首まわりにできやすいのが特徴です。
これらは皮脂の多いパーツではありませんが、自律神経やホルモンバランスが崩れて、肌の生まれ変わりのサイクルが乱れ、一時的に皮脂分泌が活発化している状態です。
特に、肌は乾燥すると、防衛反応で皮脂を過剰に分泌します。
乾燥は大人ニキビの大敵なので、皮脂を詰まらないように、しっかり毛穴汚れを落としつつ、肌の潤いは奪いすぎない洗顔料が理想的です。
洗浄力の強い洗顔料で皮脂を落としすぎると、肌がさらに乾燥→ニキビができるという悪循環に陥ってしまうからです。
正しい泡洗顔のやり方が知りたい☆8つの手順とは?
皮脂汚れをしっかり取り除くには、洗顔料を使った泡洗顔がとっても重要です☆
特に、夜の洗顔は1日の汚れをオフする大事なスキンケアですから、ここでニキビケアに差がつきますよ☆
美容部員の経験から泡洗顔の正しいやり方をお伝えしますね。
手を石鹸で洗う
まずは、顔に触れる前に、手を清潔な状態にしましょう。
手をキレイにすると、洗顔料の泡立ちもよくなるんですよ☆
ぬるま湯で予洗いをする
予洗いをしましょう。肌に付着した余計なホコリなどはこの時落とします。
最も肌への負担がかからない、人肌温度のぬるま湯が良いですね。
洗顔料をモコモコに泡立てる
洗顔料を使って、キメ細やかで濃密な泡を作りましょう。
キメの整った泡は、毛穴に入り込んで、ニキビの原因となる、皮脂汚れを取り除いてくれます。
泡だてネットに、洗顔料とお水を少し含ませれば、簡単にモコモコの泡が作れますよ。
しっかり泡立てをしないと、お肌にとって摩擦や負担がかかるので、泡だてが面倒な方は、そのまま泡が出てくる市販の泡洗顔料を使うのも良いでしょう♪
皮脂の多いところから洗う
皮脂が多く、ざらつきやすいTゾーン(額と鼻)や、くまさんゾーン(口や顎まわり)から洗い始めましょう(^^)
くまさんゾーンは、凸凹しているので、洗い残しにも注意したいパーツです。
特に、鼻のまわりは、鼻の下を伸ばした状態、口の下のくぼみには内側から舌を当てると洗いやすいですよ。
泡を転がすように優しく洗う
モコモコの泡が優れている理由は、顔と手の間のクッションになってくれるところです。
泡を顔の上で優しく転がすようなイメージで、洗いましょう。手は、顔に密着させるのではなく、直接肌に触れるか触れないかくらいが理想です。
指先だけで洗おうとすると、圧力もかかりやすいので、指の腹全体を使うようなイメージで、泡を全体に馴染ませましょう。
ゴシゴシ擦るように洗ってしまう方は、濃密泡を使っていても意味がないので注意です!
すすぎの前に、ある程度泡を取り除く
すすぎの前に、顔についた泡を、ある程度取り除いておきましょう。
これは、すすぎ残しを防ぐために効果的です。泡は手やスパチュラですくい取っても良いですし、ティッシュ、コットンなどを使って軽く拭き取っても良いです。
ぬるま湯で20〜30回すすぐ
顔に残った泡が最小限の状態で、すすぎに入りましょう。20〜30回くらいはすすぎましょう。
この時も人肌温度のぬるま湯が理想です。
熱すぎるお湯は、肌に必要な皮脂まで取り除いてしまうので、肌を乾燥させて、余計に皮脂を分泌を活性化させる原因になってしまいます。
清潔なタオルで拭く
すすぎができたら、清潔なタオルで水気を拭き取りましょう。
タオルは、何度も使いまわしたものではなく、洗って清潔に保管しておいたものを使ってくださいね。
この時、ゴシゴシこすってしまうのはNG。摩擦は、ニキビへの負担がかかり、皮脂分泌を誘発する原因にもなります。
理想は、タオルを顔に当てて、水気を吸い取るようなイメージです。
すぐに保湿
水気を拭き取ったら、それで終わりではありません。洗顔後は、すぐに化粧水や乳液を使って保湿ケアをしましょう。
ニキビ洗顔後の肌は乾燥しやすく、とてもデリケートなので、なるべく早くスキンケアを始めてください。
忙しくて、洗顔〜スキンケアの間が空いてしまう方は方は、化粧水のミストスプレーを吹きかけたり、保湿のシートマスクを付けて一時的にしのぎましょう。
また、ニキビができていると、乳液やクリームなどの油分ケアを嫌って避けてしまう方も多いです。
しかし、ニキビができてしまうのなら、「逆に適度な油分は与えるべき」です!
少量でも良いので、油分ケアはするようにしてください。
こちらの記事も参考にしてみてくださいね
→ニキビに効く、市販の化粧水・乳液を徹底調査!正しいニキビケアで綺麗になろう!
→ニキビ対策には保湿が不可欠!おすすめのの市販の保湿クリーム9選☆
ニキビケアに役立つ洗顔のポイント☆
正しい泡洗顔のやり方をお伝えしましたが、いかがでしたか?
ニキビの元となる、毛穴汚れをしっかり落とすためには、洗顔料の泡立てや、洗う時の泡の扱いが決め手になります。
そんな、ニキビケアに効果的な洗顔のポイントをいくつかお伝えしますね。
洗顔は1日2回まで
洗顔がニキビケアにとって重要であることはわかりましたが、洗顔のやりすぎは、ニキビを悪化させる原因になります。
そのため、洗顔は朝と夜の2回、脂性肌の方でベタベタがとにかく気になる方でも、3回までにしましょう。
朝は水洗いでもOK
泡洗顔はニキビケアに必須のお手入れですが、朝は水洗いでもOKです。
特に、乾燥が目立つ大人ニキビは、水洗いをすることで、洗いすぎによる肌の負担を軽減し、肌の自然治癒力を高めることができます。
ただ、とにかく皮脂が多くて、肌がベタつく思春期ニキビの方は、朝も洗顔料を使った方がスッキリするので、肌状態に合わせて対応していきましょう!
毛穴を開かせてから洗顔を始める
洗顔をするときに、毛穴を開かせ、皮脂汚れが落ちやすい状態にすることも、ニキビケアには大事なポイントです。
毛穴を開かせるためには
- 蒸しタオル
- スチーマー
- 湯船に浸かる
などが効果的です!共通するのは蒸気を浴びることです。
洗顔前にこれらを取り入れることで、洗顔の効果をグーンと高めることができます。
蒸しタオルは簡単に作れますし、スチーマーはその他にも様々な美肌効果が期待できるので、こちらの記事も参考にしてみてください。
→蒸しタオルで顔の乾燥の改善をサポート!美肌になれる蒸しタオルの使い方
ニキビケアにオススメの洗顔料☆5選!
ニキビケアにおすすめの洗顔料をご紹介します。ご自身のニキビのタイプや肌状態に合わせて選んでいきましょう♪
ペアアクネクリーミーフォーム 1200円
毛穴の奥の汚れまでしっかり洗い流す洗浄力をもちながら、敏感肌でも使える低刺激性の薬用洗顔料です。
殺菌・消炎成分配合で、ニキビ予防はもちろん、すでにできてしまっている炎症にも効果的です。
また、ビタミンC誘導体や大豆エキスなどの保湿成分も配合しており、角質層の奥まで浸透して、キメ細やかな潤いのある素肌に整えます。
泡立ちも良く、簡単にきめ細かいもっちり泡が作れますよ♪
乾燥しやすい大人のニキビ肌にお悩みの方や、特に顎ニキビができやすい方にはピッタリの洗顔料です♪
キュレル 皮脂トラブルケア泡洗顔料 ※オープン価格 1000円前後
乾燥性敏感肌さん向けにつくられた、キュレルの薬用泡洗顔です。
肌の保湿成分であるセラミドを守りながら、過剰に分泌した皮脂を落としくれるので、ツッパリ感もありません。
ニキビや肌荒れを防ぐ、消炎剤も配合てしいます。
弱酸性・無香料・無着色・アルコールフリー・アレルギーテスト済みなので、肌にとっても低刺激でニキビにも優しいですよ。
泡で出てくるタイプの洗顔フォームなので、泡だての手間がいらないのも楽チンで便利ですね♪
顔が皮脂でベタベタになってしまうオイリー肌さんよりも、乾燥肌や敏感肌さんでニキビができやすい方にオススメです。
NonA 2940円
NonAは、日本人の肌に合わせて作られた、ニキビ専用の洗顔石鹸です。
なんと、7万人の肌悩みを受けてつくられました!
特徴は、普通の洗顔石鹸の4倍といわれている弾力のある泡立ちです。ヒアルロン酸やローヤルゼリー、リピジュリアなどの保湿成分も配合しており、肌の潤いを保ちながら毛穴汚れを取り除きます。
肌に負担をかけず、どんなニキビにも対応できますよ(^^)
ノブA アクネフォーム 800円
ノブのスキンケアは美容皮膚科でも取り扱いがあり、敏感肌の方でも肌に負担をかけずにニキビケアができます。
こちらは、お肌に必要な潤いはキープしながら、ニキビの元となる余分な皮脂や汚れをスッキリ落としてくれる、薬用のニキビケア洗顔料です。
アクネ菌の栄養源になる成分・ニキビを悪化させる成分は取り除き、無香料・無着色・オイルフリー・ノンコメドジェニックといった、低刺激な処方となっています。
肌あれを緩和するエキスも配合し、炎症ニキビにも負担をかけません。洗浄力は強すぎず、肌への優しさも兼ね備えた洗顔なので、洗いあがりはサッパリしながらも、適度な潤いますよ(^^)
私の周りにも、ニキビケアにノブのスキンケアを使っている方は多い印象です。
思春期ニキビにも大人ニキビにもオススメの洗顔料ですね。また、手頃な価格も魅力的ですよ(^^)
スイサイ ビューティクリア パウダーウォッシュ 32個入り2000円前後※オープン価格
小分けになった酵素洗顔料です。
酵素は、ニキビの元となるタンパク質汚れを分解するはたらきがあります。
毛穴の古い角栓も分解してくれるので、毛穴の黒ずみやざらつき、ニキビの原因菌もしっかり洗浄してくれますよ(^^)
2016年にリニューアルし、泡立ちも良くなってさらに使いやすくなっています。
酵素洗顔後は、化粧水が肌に浸透しやすい状態に整うので、大人の乾燥ニキビに非常に効果的です。
小分けになっていて使用量がわかりやすく、泊まりの時など持ち歩きにも便利ですね。
酵素洗顔は洗浄力が強いので、ニキビ週に1〜2回程のスペシャルケアとして使うのがオススメです♪
トライアルの15個入りもあり、そちらは1000円前後でお買い求めいただけます(^^)
まとめ
いかがでしたか?ニキビケアに欠かせない、正しい泡洗顔のやり方や、おすすめの洗顔料をご紹介しました。
泡洗顔は、ニキビの原因となる皮脂汚れを落とす、重要なスキンケアです。
自分のニキビのタイプに合った洗顔料を選ぶことで、ニキビの早い改善に繋がるはずです☆
是非、参考にしてみてくださいね。
こちらの記事もご覧ください→炭酸洗顔はニキビやニキビ跡にに効く?炭酸パワーで肌を活性化させよう♪
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