手荒れに悩んでいませんか?手は、毎日の家事や仕事で荒れやすい上に、1日中使うパーツなので、回復するまでに時間がかかります。
「ハンドクリームを塗ってもなかなか手荒れが治らない…」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?
手荒れを改善するためには、手荒れの症状に合わせたハンドクリーム選びが重要です。
ハンドクリーム選びのポイントや、手荒れに効くオススメのハンドクリームをご紹介します。
手荒れの原因は潤い不足?
手元が乾燥してカサカサするな〜と思ったら、次第にガサガサとごわついたり、ひび割れ、あかぎれなどの症状まで起きてしまった経験はありませんか?
手荒れの症状は様々にありますが、これは手の皮脂不足が関係しています。
皮脂は、肌の潤いを保ち、外的刺激から守るはたらきがあります。
手の皮膚は、もともと皮脂が少ないパーツなので、乾燥しやすく、刺激も敏感に受けやすいため、手荒れしやすいのです。
また、手は1日中動かしたり、ものを触ったり、水に触れたりするので、手の皮脂は生活の様々なとこかろで奪われてしまいます。
例えば、水仕事や掃除、紙や段ボールを扱う作業、キーボードのタイピングなどで、手の皮脂は落ちてしまうのです。
さらに、空気の乾燥や気温差の刺激が大きい冬場は、季節的な影響もあって、より手荒れしやすい環境になっています。
冬の手荒れ対策についてはこちらの記事をご覧ください→冬の手荒れの原因は?乾燥や気温差の刺激から手元を守ろう☆
手荒れの症状に合わせてハンドクリームを選ぼう!
そんな手荒れを改善するには、「手の保湿力を高めること」・「刺激を軽減すること」が大事です。
そこで役立つのが「ハンドクリーム」です。
ハンドクリームは、手の皮膚に潤いを与え、保護することで外的刺激から守るはたらきがあります。
肌を健やかに保つためには、保湿がベースになるので、ハンドクリームは日常使いに1本用意しておきましょう。
ただ、ハンドクリームならどれでも良いというわけではなく、配合成分によって効果感も異なるので、手荒れの症状に合ったものを選ぶ必要があります。
「ハンドクリームを塗っているのに、乾燥や手荒れの症状が良くならない…」という方は、自分の手荒れの症状に合ったハンドクリームが選べていない可能性がありますね。
保湿力や、肌バリア力が弱いものだと、ただベタつくだけで手荒れが治らない…ということにもなってしまいます。
手荒れの症状とその症状に合った成分を確認しておきましょう。
乾燥してカサカサする場合
高保湿成分配合のハンドクリームがオススメです。手荒れの症状が悪化する前なので、潤いが不足を解消すれば改善されます。
セラミドやヒアルロン酸、シアバター配合のものが効果的です。
ガサガサ・ゴワゴワする場合
皮膚が乾燥して硬くなり、ガサガサ・ゴワゴワする場合は、皮膚を柔らかくする「尿素系のハンドクリーム」が効果的です。
ひび割れ・あかぎれの症状を悪化させる可能性があるので、注意が必要です。
ひび割れ・あかぎれ場合
ひび割れ・あかぎれには、ビタミンC・ビタミンE配合のハンドクリームがオススメです。
ビタミンの血行促進効果で、肌のターンオーバーを活性化させ、皮膚の再生を促すので、手荒れの症状が治りやすくなります。
より良いハンドクリームを選ぶポイント
ハンドクリームを選ぶときは、手荒れの症状以外にも、意識したいポイントがあります。
低刺激なものを選ぶ
ハンドクリームを選ぶときは、余計なものが入っていない、無添加や天然素材のものを選ぶようにしましょう。
ハンドクリームに含まれる、界面活性剤や防腐剤が、逆に手荒れを悪化させる可能性があるからです。
高い効果を得るなら薬用タイプを選ぶ
ひび割れ・あかぎれなど、痛みを伴う手荒れが長引くとかなり辛いですよね。
手荒れには有効成分が規定量配合された医薬部外品・第三医薬品のものを選ぶと、高い効果を得られるので、早い改善が期待できます。
水仕事が多いなら、水に落ちにくいものを選ぶ
水仕事が多い方はいくらハンドクリームを塗っても、落ちやすいので、なかなか手荒れが改善しない方も多いですよね。
そんな方には、水に落ちにくいハンドクリームがオススメです。
特に、リピジュリア配合のものは、水で洗っても落ちにくいので、保湿や皮脂バリアを保ちやすく、手荒れから肌を守ってくれます。
水仕事用と、普段の保湿用は分けて使いましょう。
手荒れに効く、おすすめのハンドクリーム☆9選
では、手荒れの改善に効果的なハンドクリームをご紹介します。
ロクシタン シア ハンドクリーム
ロクシタンでベストセラーのハンドクリームです。保湿成分のシアバターを20%配合し、肌をしっとり潤します。
なめらかなテクスチャーで、乾燥しがちな手元ににすばやく浸透します。
冬になるとカサつきや乾燥で手荒れする方の強い味方となってくれますよ!
香りも良く、女性に人気です。ポーチに入っていたら気分も上がりますよね(^^)
30ml・1400円 / 150ml・3400円
ニュートロジーナ ノルウェー フォーミュラ インテンスリペア ハンドクリーム ※オープン価格 700円前後
ニュートロジーナのハンドクリームは、超高保湿のしっとりタイプです。
高濃度の保湿成分が角層の奥までしっかり浸透し、ガサガサの超乾燥肌も潤いのヴェールで包み込み、手荒れを防ぎます。
1回の使用で長時間うるおいが持続するので、1日中しっとり!でもベタつきません。
使いつづけるほどに、荒れた手元をなめらかに整えてくれます。
1回の使用量は真珠粒大くらいで、1本で約200回使えます。保湿力もコスパも抜群のハンドクリームです。
アベンヌ 薬用ハンドクリーム
アベンヌ温泉水と、ミツロウ(ミツバチが分泌した天然油分成分)を配合した薬用ハンドクリームです。
潤いラップ効果で乾燥や外部刺激から手元を守ります。
乾燥によるカサつきや、かゆみを抑え、手元をしっとりなめらかに保ちます。
低刺激なので手荒れしていても、しみません。敏感肌の方でも使いやすいですよ。
無香料なので香りの苦手な方にもオススメで(^^)
51g・900円 / 102g・1500円
ユースキンA
ユースキンは、ひび割れ・あかぎれ・しもやけなどの症状に効く、ビタミン系の薬用クリームです。
手足やひじ、ひざ、かかとだけでなく、顔にも使えます。
4種の有効成分(ビタミンE・グリチルレチン酸・dl-カンフル・グリセリン)と2種の潤い成分(ヒアルロン酸・ビタミンC)を配合しており、手荒れの炎症を鎮め、保湿力を高めます。
もちろん、手荒れ予防に使うのも効果的ですよ(^^)
ハンドケアだけでなく、顔や体など、全身の保湿ケアにも役立ててみてください♪
サイズは様々にあるので、使いやすいものを選んでみてくださいね。
チューブ30g・420円/60g・780円
ジャータイプ70g・830円/120g・1240円
ポンプ本体260g・1505円/付替えカートリッジ260g5・1315円
メンソレータム メディカル ビタミンクリーム 1400円
2種のビタミン(ビタミンE誘導体・ビタミンB2)を配合し、乾燥・ひび・あかぎれ・しもやけ・あせもなどの肌荒れを防ぐ薬用のビタミンクリームです。
ビタミンの血行促進効果によって新陳代謝を活性化させ、皮膚の再生を促して手荒れを防ぎます。
水分量も補ってくれるので、潤いのあるみずみずしい肌に導きます。
クリームの香りとオレンジのビタミン粒が消えるまで馴染ませると、より効果的です(^^)
しつこい手荒れのケアにオススメです。
アトリックス エクストラプロテクション ※オープン価格 700円前後
密封膜によって水を弾いてガードする、薬用ハンドクリームです。
保湿成分のヒアルロン酸や、血行促進効果のあるビタミンEを配合しており、乾燥やひび割れ、あかぎれを防ぎます。
消炎剤のアラントイン配合で、手荒れの炎症も鎮めます。
水に強いので、水仕事の多い方にオススメです。
のびが良く、手に馴染ませるとしっとりするのに、サラッとしてベタつきません。
ひび割れ・あかぎれが辛いけど、水仕事をしないといけない方にオススメです。価格も手頃なので主婦の方に大変人気です。
資生堂 リペアベール 1800円
手肌のみならず、爪まで潤す薬用のハンドクリームです。
コラーゲンやヒアルロン酸、資生堂独自成分のアクアインプールを配合し、角層まで素早く浸透して手肌や爪を守ります。
肌保護成分のリピジュアやエモリエント油分が、潤いのベールを張って水を弾くので、手を洗っても落ちにくいです(^^)
乾燥による小じわを目立たなくする効果も期待でき、顔や体にも使用できます。
香料・防腐剤(パラベン)・着色料・尿素無添加・アレルギーテスト済み、敏感肌の方の協力によるパッチテスト済みなので、肌に優しい処方となっています。
手肌が乾燥しやすい方、敏感肌で肌に優しいハンドクリームをお探しの方、爪の保湿もしたい方、水仕事が多い方にオススメですよ(^^)
ヴェレダ スキンフード 1512円
ヴェレダのスキンフードは90年以上、世界中の子供〜大人に愛され続けているマルチユースの保湿クリームです。
ひび割れや手荒れ予防に効果的で、嬉しいことに顔や体全身に使えます。
私も愛用していますが、ポーチに1つ入っていると、出先のハンドケアはもちろん、顔や髪の毛が乾燥している時にいつでも保湿ができます。旅行先でも便利です。
お子さんにも使えるので、ママにも人気!
見た目もシンプルでお洒落なのでポイント高いです(^^)
ケラチナミンコーワ 20%尿素配合クリーム 1500円
ガサガサしたり、ザラザラして硬くなった皮膚を滑らかにしてくれる、第三医薬品の尿素配合クリームです。
ひじ・ひざ・かかと・くるぶしなどにも使えます。
ガサついて硬化した肌にはもってこいのクリームです。
あかぎれなどの傷口がある場合は、悪化してしまう可能性があるので、避けて塗りましょう。
ハンドクリームの効果を高める使い方☆
ハンドクリームを塗るときに、使用量・塗り方・塗るタイミングなどを意識すると、保湿効果を高めることができます。
使用量
ハンドクリームの使用量は、指先〜第一関節くらいの量を目安にしましょう。
眠る前は少したっぷりめに塗るのがオススメです。
塗る時のポイント
①手に出したハンドクリームは体温で温めてから伸ばしましょう。温めることで、伸びがよくなり、浸透力も高まります。
②クリームを手全体に馴染ませたら、指先を丸めて塗り込みます。クリームが関節のシワの中にも浸透して保湿してくれます。
③指先や爪の周りにも塗り込みましょう。
手元は凸凹しているので、ハンドクリームを全体に塗っているつもりでも、塗り溢しがある場合が多いです。
指は特にひび割れ・あかぎれしやすいので、意識して塗り込むみましょう♪
塗るタイミング
乾燥が気になった時、手を洗うたびに塗り直しましょう。手を洗うと、皮脂がとれてしまうからです。
眠るときはナイト手袋を
眠るときは、ハンドクリームをたっぷり塗り込んで、手袋をはめて塗るのがオススメです。
翌朝はしっかりスベスベに…♪
眠っている間は、唯一手を使わない時間ですから、この時間を保湿ケアに有効活用しましょう。
手荒れを防ぐ3つの習慣☆
手荒れの改善にはハンドクリームが効果的ですが、普段の生活の中で、手荒れの原因になりそうなものは対策しましょう。
手を洗ったらしっかり拭く
手を洗った後に、自然乾燥をすると、手の水分まで一緒に蒸発して、乾燥や手荒れを悪化させてしまいます。
手を洗った後は、水気をしっかり拭き取りましょう。
ただ、ゴシゴシくと皮脂を取りすぎたり、摩擦が刺激となるので優しく拭き取ってくださいね。
水仕事は手袋をはめて行う
毎日の家事や仕事上、水仕事は避けられない方も多いと思います。
水仕事をするときは、ゴム手袋やビニール手袋をはめて、直接手に水が触れないように工夫しましょう。
手を洗いすぎない
気になって手を必要以上に洗っていませんか?
手の洗いすぎで、必要以上に皮脂が奪われると、余計に手荒れしやすくなります。
手が汚れる作業はまとめて行うなど、手を洗う回数を最小限に抑える工夫をしましょう。
ひどい手荒れが治らない方は専用の薬を活用しよう
ハンドクリームは手荒れの改善に効果的ですが、水ぶくれ、強い痒みや痛み、出血を繰り返しているようなひどい手荒れの場合は、ハンドクリームだけではなかなか改善しない可能性があります。
この場合、ハンドクリームは日々の手荒れケアとして継続しつつ、ステロイド外用薬や保湿剤などの薬を使った治療をしていきましょう!
まとめ
いかがでしたか?手荒れに効くハンドクリームの選び方や、オススメ品をご紹介しました。
手元は、皮脂が少なくて乾燥しやすく、デリケートなパーツなので、ハンドクリームで保湿&保護のお手入れが欠かせません。
ハンドクリームは、手荒れの症状に合わせて選ぶようにすると、早い改善が期待できます。
また、ハンドクリームの効果を高める使い方や、手荒れを悪化させる習慣を改めることも重要です。
ご自身の肌状態にぴったりのハンドクリームをみつけましょう(^^)
こちらの記事もご覧ください→夏の手荒れの原因は?汗や乾燥から手元を守ろう!
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