こんにちは!アイシングクッキー講師のなつみです*
イラストもののアイシングクッキーを作るときに、「見本のように正確に描いてみたい!」と思いませんか?
見本を少し崩してしまうだけで、「なんか違うもの」になりがちですよね。
そんなお悩みから抜け出すには、「写し絵」が最適です。
「写し絵」で、見本とそっくりのアイシングクッキーを作ろう♪
イラストもののアイシングクッキーを作るときに、多くの人が取り入れている「写し絵」。
写し絵をすることで、アイシングをするときのデザインの位置や、キャラクターの輪郭、目鼻口などがどこにあるかわかるため、アイシングをしたときに、見本により近いものを描くことができます。
写し絵の方法としては2種類あるので、それぞれに解説していきますね。
今回は、キャラクターのデザイン(カードキャプターさくらのケロちゃん)を見本に取り扱っていきます。
写し絵のやり方①
まずは、好きなキャラクターのデザインを用意していただき、トレーシングペーパーをかざします。
アウトライン用のクリームで、輪郭をすばやくなぞり、乾かないうちに土台のクッキーにピタッと貼り付けます。
トレーシングペーパーをはがすと、クッキーにうっすらとクリームが写ります。
これによって位置を把握しやすく、キャラクターが正確に描きやすくなります♪
このあとは、普段通りにアウトラインを描いて、塗りつぶしをすればOKです!
細かすぎるデザインにはあまり向いていませんが、なんとなく位置を把握したいという方には非常におすすめのやり方です。
写し絵のやり方②
こちらのやり方も、まずはデザインの元の絵を用意しましょう。
絵柄にトレーシングペーパーをかざし、テープ等で固定します。
アウトライン用のクリームで絵柄をなぞったら、塗りつぶしまで行いましょう。
塗り絵のようなものなので、デザインの正確さはかなり高いです♪
これらは12時間〜24時間乾かします。
目鼻口のデザインは、左のケロちゃんはなんとなくこの辺かな?と自分で描き、右のケロちゃんは写し絵で描きました。
表情が違いますね〜右の方が本物に近いです。
※目鼻口の写し方は、このあとお伝えします。
完全に乾ききったら、トレーシングペーパーをゆっくりと剥がして、アルミ板にのせ、そのまま土台のクッキー(塗りつぶし済み)にのせていきます。
乾ききっていないと、剥がすときにヒビが入ったり、割れてしまうので気をつけてくださいね。
私は、乾かしている途中に、別のお皿に移動させようとしたら、水平に保てずにヒビが入っちゃいました。もう一枚のケロちゃんは無事でしたが。
範囲がそこまで広くなく、点や線などの細かいパーツのあるデザインは、位置を正確に捉えられるのでおすすめですよ。
細かすぎるパーツに関して
また、目鼻口などのパーツが細かすぎて、アウトラインや塗りつぶしの段階で把握できない場合は、完全に乾ききってから「けがき針」で印をつけるという方法もあります。
まず、元絵にトレーシングペーパーをかざして鉛筆で絵柄をなぞり、絵柄の線に沿って針で穴をあけていきます。
針穴のあいたトレーシングペーパーを土台のクッキーの上のせ、開けた穴から針で傷をつけて、細かいパーツの位置を確認しましょう。
このケロちゃんの目鼻口もこのやり方で作りました。
ちなみに、以前作ったアンパンマンのクッキーはもこのやり方で作っています。
けがき針で表面に傷をつけるやり方の手順は、こちらの記事に詳しくまとめているのでご覧くださいね☆
傷をつけて位置を把握したら、それをもとにアイシングすればOKです^_^
まとめ
いかがでしたか?
今回は、元のデザインをより正確に描くために「写し絵」のやり方をご紹介しました。
私自身、細かいデザインを描くときや、キャラクターのデザインを正確に描きたいときなどにこのやり方を取り入れています。
アイシングクッキーは、オリジナリティ溢れるデザインも素敵ですが、特にキャラクターもののクッキーは、正確さが欠けてしまうと「なんとなく違うもの」になってします。
是非、「写し絵」の技法を使って、皆が「あっ!」と驚くような見本そっくりなアイシングクッキーを作ってみてください♪
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ちなみに、マイメロディちゃんのアイシングクッキーを作ったときに、初心者さん向けにキャラクタークッキーを作るコツをまとめたので、是非こちらの記事も参考にしてみてください♪
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