顔の乾燥には様々な原因がありますが、ストレスによっても肌荒れや乾燥を招きます。
ストレスには2種類あり、外的ストレスと内的ストレスがあります。
これらは原因や対処方法が異なるので、今回は顔の乾燥を防ぐためのストレスケアの方法をお伝えします(^^)
ストレスと顔の乾燥の関係
ストレスは、悪いイメージを持たれる方が多いですが、実は生きていく上で、体にとって必要なものです。
ストレスとは、外的な環境や、体内や精神的な変化に抵抗・適応するための反応なんですね。
しかし、このストレスを過剰に感じてしまうと顔の乾燥や、様々なトラブルの原因になってしまいます。
では、どんなストレスがお肌の調子を崩し、顔の乾燥を引き起こしてしまうのでしょうか?
ストレスには外的ストレスと、内的ストレスがあります。外的ストレスは、主に紫外線やホコリ、乾燥した空気、間違ったスキンケアによるものが原因です。
内的ストレスは、偏った食事や睡眠などによる、栄養バランスやホルモンバランスの乱れや、精神的なストレスによるものです。
どれも、生活する上では誰にでも起こりうるものですね。
ストレスがもたらす、顔の乾燥の原因とは?
様々なストレスがお肌の調子を崩し、顔の乾燥を引き起こす原因になっていることがわかりましたね。
では、ストレスによって、お肌にどんなトラブルが起こり、顔の乾燥を引き起こしているのでしょうか?具体的に原因をみていきましょう。
ホルモンバランスの乱れ
ストレスによってホルモンバランスが左右され、結果的に乾燥を招きます。体は、ストレスを感じると、交感神経を刺激してストレスを退治しようとします。
交感神経は活動的なときに活発にはたらくので、ストレスがかかると、男性ホルモンを活発化させ、皮脂の分泌を促進させます。
そうすると、皮脂の過剰分泌によってお肌の土台である、ターンオーバーのサイクルを乱してしまいます。
また、女性ホルモンにも影響があります。女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンという2つのホルモンがあります。
ストレスがかかると、お肌を美しく保つために必要な、エストロゲンの分泌量が減ってしまうので、潤いやハリツヤを失って乾燥状態になります。
一方でプロゲステロンは、皮脂の分泌を活発化させるので、ターンオーバーを乱す原因となります。
一時的なストレスであれば、問題はありませんが、ストレスが続くと常に交感神経がはたらいている状態になるので、緊張状態が続き、お肌の土台は揺らぎやすくなってしまいます。
活性酸素の発生
ストレスがかかると活性酸素が発生します。活性酸素は、本来は肌を守ってくれる役割がありますが、過剰に増えてしまうと、体を酸化させ、細胞を傷つけ、肌にダメージを与えるため、顔の乾燥を引き起こします。
特に、紫外線を浴びると大量の活性酸素が発生してしまいます。
活性酸素は、日々の生活の中で生まれるものなので、食品添加物、排気ガス、喫煙、電磁波、激しい運動など、私たちの身の回りにあるものによって産み出されます。
生きて行く上ではこの害を完全に避けることはできないので、うまくコントロールしていく必要があります。
バリア機能の低下
ストレスによってお肌のバリア機能が低下すると、顔の乾燥を引き起こします。
バリア機能は、お肌を外部の刺激から守るはたらきがあります。バリア機能が低下していると、紫外線やホコリを始め、外的な刺激のダメージをお肌がダイレクトに受けてしまうので、お肌は敏感になり、乾燥を招きます。
ターンオーバーも乱れてしまうため、肌内部の水分保持力が著しく低下し、水分蒸発を防ぐ皮脂膜も機能しない状態になってしまいます。
顔の乾燥を改善する、ストレスを対策する方法
顔の乾燥対策というと、スキンケアによる対策が1番最初に頭に浮かぶ方が多いのではないでしょうか?
しかし、顔の乾燥が気になる方で、長期的にストレスを感じている自覚がある方は、スキンケア以外にも、多方面から乾燥にアプローチをする必要があります。
ストレスは、蓄積される前に対策することと、溜め込みすぎて爆発する前に発散することが大切です。
外的ストレスの対策方法
外的ストレスには紫外線・乾燥した空気・活性酸・スキンケアによって改善が見込めます。
紫外線
紫外線対策は、1年を通して必要なお手入れなので、毎日日焼け止めを塗る習慣をつけましょう。
特に、紫外線によるストレスが強くなるのは、3月〜10月です。この時期は、紫外線によるストレスで、顔の乾燥を感じやすくなります。
曇りの日は、晴れの日の7割、雨の日は4割の紫外線が出ていますし、家の中でも紫外線は入ってきているので油断は禁物です。
外出する時は、日傘や帽子、サングラスを活用したり、飲む日焼け止めサプリメントも合わせて活用すると良いでしょう。
乾燥した空気
乾燥した空気は、お肌の大敵です。エアコンや扇風機・ストーブなど、真夏や真冬は特に注意が必要ですね。
私は乾燥した部屋で過ごす時は、濡れタオルを干したり、加湿器を使ったり、風が直接当たらないようにマスクをして過ごしています。
エアコンによるストレスから顔の乾燥を防ぐ方法については、こちらにも詳しくまとめているので、参考にしてみてください(^^)→エアコンで顔の乾燥が進行する!美容部員が教える、乾かない秘訣とは?
活性酸素
活性酸素をを抑制するためには抗酸化力のあるものを取り入れる必要があります。体内でも抗酸化酵素は作られますが、加齢とともに減少してしまうので、日々の生活の中で、抗酸化を高める必要があります。
中でも注目を集めているのがSOD酵素です。SOD酵素は活性酸素を除去する効果があり、もともと人間の体内にも存在するものです。
SOD酵素は、ルイボスティーに豊富に含まれています。摂取しやすいものなので是非と入りてみてください。
また、ファイトケミカルもおすすめです。ファイトケミカルは野菜や果物、豆類などの香りや色素などの成分で、高い抗酸化力に注目が集まっています。
代表的なものだと、赤ワインやチョコレートに含まれるポリフェノールなどは聞いたことがあルナではないでしょうか。具体的には、以下のようなものがあります。
- トマトのリコピン
- 緑茶のカテキン
- 大豆のイソフラボン
- 人参やほうれん草などのBカロテン
書ききれませんが、その数は数千種類もあると言われています。人間には作り出すことができないので、それらを食べることで抗酸化力を高め、過度なストレスにも対抗することができますよ!(^^)
間違ったスキンケア
間違ったスキンケアの蓄積は、毎日のことなので顔の乾燥を悪化させる原因になります。
私は美容部員の経験があるので、スキンケアにの専門知識があります(^^)
以下の項目に当てはまる方は、少し立ち止まって、お手入れのやり方を見直すきっかけにしていただきたいなと思います(^^)
- 洗顔や、タオルで顔を拭くときにゴシゴシと強い圧をかけてしまう
- 洗顔をするときは、熱いお湯ですすいでいる
- クレンジングはオイルタイプを使っている
- スキンケアは化粧水だけ
- 角質ケアをたくさんしている
正しい洗顔や保湿のお手入れについては、美容部員とエステ員の経験を生かして、こちらにまとめています(^^)
→美容部員が教える、お肌に透明感を与えるおすすめのスキンケア
私は、つい数年前までは、ひどい乾燥と赤み、大人ニキビなどのお肌トラブルに悩んでいました。私が改善したお手入れ方法を隈なくご紹介しているので、是非ご参考にしてみてください!
内的ストレスの対策方法
内的ストレスは、食生活や睡眠、精神状態のコントロールによって対策することができます。
私は、1年を通して顔の乾燥を感じやすいお肌質です。その上、精神状態が不安定なことも多く、不眠、胃腸の不調なども感じやすいので、内的ストレスの発散方法については、色々と対策してきた体験談もお伝えしたいと思います。
食生活
偏った食生活は、胃腸の不調につながり、顔の乾燥に直結します。みなさんは、毎日排便がありますか?
私が排便と、胃腸の調子を整えながら、無理なく続けられている食生活のポイントはこちらです。
- 不足しがちなビタミンとミネラルを取る
- 朝食は豆乳とバナナ
- 基本的に食べすぎない
- がっつり食べるときは昼間
- 何か一つのものを食べすぎい
- 毎日肉を食べる
胃腸の調子が良く、排便がある時は、お肌も快調なことが多いです。そういった時は、これらのポイントが抑えられている時ですね。
特に、ビタミン・ミネラル・タンパク質は積極的にとっている栄養素です。
バナナはビタミン豊富ですし、豆乳に含まれているイソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンに似たはたらきがあります。
エストロゲンは、ストレスによって不足しがちなので、ストレスフルな女性にとって強い味方ですよね(^^)
ミネラルは体では作り出せないので、私はミネラル豊富なルイボスティーを毎日の飲んで摂取しています。
ルイボスティーは活性酸素を撃退するSOD酵素も含まれているので、ストレスの軽減にもおすすめです!
お肌の乾燥を防ぐ、ターンオーバーを整える食べ物についてはこちらに詳しくまとめています(^^)是非ご覧ください→美肌を手にする、ターンオーバーを促進させる食べ物とのみもの
睡眠
私たちのお肌は眠っている間につくられています。ゴールデンタイムと言われている、22時〜2時の4時間は、特に健康なお肌をつくる上で重要とされています。
成長ホルモンの分泌もこの時間に行われています。私は、不眠に悩んでいた時期があるので、快眠のために、色々な対策をしてきました。いくつかご紹介しますね(^^)
- 眠る前、30分〜1時間はスマホ・PC・TVは見ない
- 眠る前、30分〜1時間は部屋の明かりを間接照明にしてストレッチをする
- 眠る前に飲む飲み物は、ルイボスティー・常温のトマトジュース・レモン白湯がおすすめ
- パジャマを着る!パジャマは、寝苦しくない構造になっているので。
- 眠る直前は、激しい運動・食事・熱いお風呂に浸かるのはNG
- アロマは、眠りを誘うネロリやリラックス効果のあるセドロールの香りがおすすめ
- 英語のラジオに集中したり、快眠の音楽を聴くと眠りにつきやすい
- 15時以降の昼寝は夜の睡眠の質を下げるので、できれば控える
睡眠は精神状態を安定させ、翌日を快適に過ごすためにはとっても重要なので、是非とりいれてみてくださいね(^^)
精神コントロール
精神的なストレスを溜め込むと、乾燥が悪化したり、吹き出物ができたりしますよね。私は精神コントロールがとても苦手なのですが、色々と実践しているうちに、ストレスとうまく付き合えるようになりました。ちょっとした秘訣をお伝えしますね!
まず、私は食生活と睡眠のコントロールによってストレスがだいぶ改善されました!
規則正しい生活は、気分の浮き沈みを安定させるので、1番の精神安定剤です。
しかし、それでも精神的なストレスは溜まりますよね。私は、お肌のためにも、ストレスを発散する方法をたくさんみつけてほしいと思います。
ストレスを溜めないように頑張るのは逆にストレスになるので、自分と向き合って、ストレスが溜まっていることに気づいて、発散するようにしてください(^^)
発散方法は人それぞれですが、何もすることがないよー!という方は運動がおすすめです!私はヨガをしています(^^)
ヨガは自分と向き合う時間なので、自分の体やお肌の状態、早めにストレスにも気づいてあげることができます。
また、読書もおすすめです。大きい本屋さんや、ブックカフェなどに行ってみたらどうでしょう?色々な本を読むと、世界が広がって前向きな気持ちになれますよ(^^)
心の健康を保って、顔の乾燥を改善しましょう!
まとめ
いかがでしたか?顔の乾燥は、ストレスが原因で引き起こされまり、悪化することがわかりましたね。
ストレスには、環境や間違ったスキンケアによる外的ストレスや、栄養やホルモンバランス、精神バランスの乱れによる、内的ストレスがあります。
今回は、ストレスに着目し、顔の乾燥を対策するために、多方面からアプローチする方法をお伝えしました。是非、できそうなものからとりいれてみてくださいね(^^)
こちらの記事もご覧ください→「顔の乾燥がひどい…」原因は夏のお手入れ不足にあり!改善方法は?
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