こんにちは!管理人のなつみです(^^)
今回は、アイシングクッキーに欠かせない、アイシングクリームの作り方をご紹介します。
アイシングクッキーに使うアイシングクリームは、卵白と粉糖を混ぜて作りますが、生の卵白を使う場合と、乾燥卵白を使う場合があるので、それぞれの作り方をお伝えしますね。
アイシングクリームとは?
まずは、「そもそも、アイシングって何?」というお話を少しから。
アイシングは粉糖とお水、粉糖とレモン汁、粉糖と卵白などを混ぜ合わせて作った、甘いクリーム状のペーストです。
パン(シナモンロールなど)や焼き菓子の上にかかっている、甘くて白いアレのことです。
作る材料によって、半透明で完全に乾かないものもあれば、真っ白で完全に固まるものもあります。
アイシングクッキーに使うクリームは、細かいデザインを描いていくので、常温で早く乾いて固まるものが使われています。
このしっかり固まるアイシングクリームに必要な材料の組み合わせが、『粉糖と卵白』です。
ちなみに、卵白を使って作られたアイシングクリームを正式には「ロイヤルアイシング」と呼びます。
ロイヤルアイシングは、「卵白」を使うことで、完全に固まります。
卵白は、水分がなくなると縮んで硬くなる性質があるので、この性質を生かして、細かいデザインやデコレーションに活用されているんです☆
アイシングクッキーを作る前に、アイシングクリームの知識を少し知っておくだけで、作るのが楽しくなるかもしれません♪
生卵白を使ったアイシングクリームの作り方☆
では、アイシングクリームの作り方をご紹介します。まずは、生卵白を使った作り方です。
材料
- 卵白…15g(Mサイズの卵なら約半分)
- 粉糖(オリゴ糖入りがおすすめ)…100g
- レモン汁(水でもOK)…小さじ1
粉糖にはいろいろな種類がありますが、オリゴ糖入り粉糖と卵白の組み合わせは、アイシングクリームを絞ったときに、詰まりにくく、滑らかに描きやすいのでオススメです。
私はコッタのオリゴ糖入り粉糖をAmazonでまとめ買いしています(^^)
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作り方の手順
- 卵黄と卵白に分ける
- 卵白をハンドミキサーやホイッパーでよく混ぜる
- クリーム状になったら粉糖を少しずつ加えて混ぜ合わせていく
- 水を加えるツヤが出るまで10分くらい混ぜ続ける
- スプーンで持ち上げたときに、角が立つ程度の硬さならOK◎
混ぜ合わせたときに柔らかければ粉糖を足し、固ければ水を足しましょう。
白くてふんわりとしたアイシングクリームができたら完成です♪
生卵白を使うメリット
- 家にある食材でアイシングクリームが作れる
- 低コスト
生卵白を使うデメリット
- 手間と時間がかかる
- 保存期間が短い
- 大量にアイシングクリームを作る場合は、大量の卵黄が余ってしまう
卵黄の余りに関して、解決策としては、冷凍卵白という製菓材料を使うのがおすすめです。
冷凍卵白は、殺菌された卵白で、衛生的にも良いです。
解凍すると生卵白として使えるので非常に便利ですよ。
乾燥卵白を使ったアイシングクリームの作り方☆
続いて、乾燥卵白を使った作り方をご紹介します。
乾燥卵白は、卵白を乾燥させたものです。
お菓子づくりをしない方は、あまり馴染みのないものだと思いますが、製菓材料としては有名で、富澤商店などの製菓材料店や、コッタなどで購入することができます。
材料
- 粉糖…100g
- 乾燥卵白…3g
- 水…15g
作り方の手順
- 粉糖と乾燥卵白をスプーンで混ぜて馴染ませる
- 水を加える
- ハンドミキサーで10分間混ぜる
- スプーンで持ち上げたときに、角が立つ程度の硬さならOK
混ぜ合わせたときに柔らかければ粉糖を足し、固ければ水を足しましょう。
白くて滑らかなクリームができたら完成です。
乾燥卵白を使うメリット
- 乾燥卵白自体を長期保存ができる
- 作る手順が簡単
乾燥卵白を使うデメリット
- 乾燥するのが早い
- 時間経過によって臭みが出やすい
- 生卵白よりもコストがかかる
★私は、アイシングクッキーを作る頻度が多いこともあり、混ぜるだけで簡単な乾燥卵白を使っています。
私は、富澤商店のアルブミナ 30g 421円を使っていますよ。
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確かに乾きやすいのですが、素早く乾燥対策をすれば問題なく使えます。自然な風味で食べやすいですよ。
アイシングクリームを作るときの注意点
アイシングクリームを作る際に、いくつか注意点があるので、作る前に確認しておきましょう。
水を足すときは微量の調整を
アイシングクリームは、硬すぎても柔らかすぎても描きにくいので、水の量はとても重要です。
水を足していく場合は、微量の水分調節ができる、霧吹きを使うのがおすすめです。
とにかくよく混ぜること
練り不足だと、アイシングをして乾いたときに、半透明な仕上がりになってしまうので、10分は混ぜ合わせてください。
冷蔵庫の保存は乾燥しない工夫を
アイシングクリームは、乾燥しやすいので、冷蔵庫で保存する場合は、乾燥しない工夫が必要です。
私は、濡れたキッチンペーパーをボールにかぶせ、ラップをかけて保存しています。
何日も保存する場合は、タッパーに入れて密閉するのがベストです。
乾燥したアイシングクリームの欠片が入ってしまうと、絞るときに詰まってしまいます。
私自身、アイシングクリームは、何度も作っていますが、混ぜる時間が短いと乾いたときの仕上がりがイマイチだったり、ちょっと水が多いと、クリームがクッキーからはみ出てしまうので、そこの微調整が難しいところです。
アイシングクリームの硬さの調整・着色・コルネの作り方・コルネに詰める工程については、こちらの記事にまとめているので、是非参考にしてみてください
アイシングクリームの作り方をマスターして、自宅でもアイシングクッキーを作ろう♪
いかがでしたか?今回は、アイシングクッキー作りには欠かせない、卵白を使ったアイシングクリームの作り方をご紹介しました。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、自分に向いている作り方を選んでみてくださいね♪
慣れるまでは大変ですが、アイシングクリームを作るコツをマスターしてしまえば、自宅でも簡単にアイシングクッキーが作れます♪
また、アイシングクッキー作りは、コツを掴むために、一度体験レッスンを受けるのがおすすめですよ。
体験レッスンは、アイシングクッキー作りに必要な準備物を、先生が全て用意してくれているのでデザインに集中できます。
中には、アイシングクリームの作り方から指導してくれるレッスンもありますよ。
自宅で作ってみて、上手くいかない点があれば、レッスンの時に先生からアドバイスをもらいましょう♪
私ははじめ、本や動画などで独学で学ぼうと思っていたのですが、実技は、詳しい人に直接指導を受けた方が間違いなく上達します。
1回のレッスンでも学べることは相当あるので、是非体験レッスンでアイシングの楽しさを体感してみてください(^^)
Instagramにもアイシングクッキーの作品を掲載しているので、是非ご覧ください。
こちらの記事もご覧ください→アイシングクッキー認定講師が教える『キルティングのコツ*』
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