ストレスでお肌がボロボロに!肌の乾燥や肌荒れを招く3つの原因と対処法

ニキビ・肌荒れ・赤み対策
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ストレスが原因で、お肌が乾燥したり、肌荒れを引き起こすことがあります。

この場合は、ストレス対策をうまく取り入れながら、乾燥や肌荒れを改善していく必要があります。

ストレスがお肌に与える影響や、ストレスからくる乾燥や肌荒れを改善する方法をお伝えします。

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お肌の乾燥や肌荒れを招く、ストレスの3つの原因とは?

過剰にストレスを感じたり、溜め込んでしまうと、「自律神経」・「ホルモンバランス」・「免疫力」といった、3つのバランスが崩れると言われています。

自律神経

自律神経は、体の機能を調節してくれる神経で、交感神経と副交感神経の2種類があります。それぞれの神経は、以下のような状況で優位に働きます。

  • 交感神経…運動・仕事・緊張・集中・興奮・恐怖
  • 副交感神経…睡眠・入浴・休息

交感神経は、活動的なときに優位に働き、副交感神経は、リラックスをしているときに優位に働く神経です。

この2つの自律神経は、バランスが重要で、どちらか一方が活発に働き続けていると、体の機能のコントロールが上手くいかなくなり、体の不調や肌荒れ、乾燥を引き起こします。

特にストレスの多い現代社会では、必要以上に交感神経を高ぶらせてしまい、副交感神経の働きが低下しやすくなっています。

交感神経が優位になると、血流が悪くなって、お肌に必要な栄養や酸素が行き届かなくなり、副交感神経がうまく働かないことで、体やお肌の回復力が低下するので、お肌の乾燥や肌荒れが起こりやすく、治りにくくなってしまうのです。

ホルモンバランス

お肌の乾燥や肌荒れは、ホルモンバランスにも大きく左右されます。

ストレスがたまると、皮脂線の働きを活発化させる男性ホルモンが優位に働きます。

また、ストレスによって、潤いを与える女性ホルモンのエストロゲンが減少し、皮脂分泌を活発にするプロゲステロンが優位に働くので、乾燥やニキビなどの肌荒れを招きます。

エストロゲンは、お肌の潤いやハリ弾力といった美肌づくりに欠かせないホルモンで、皮脂を抑える効果もあるので、ストレスの影響で分泌量が減ってしまうのはお肌にとって非常に勿体無いことです。

免疫力

自律神経と免疫力は深く関係しています。交感神経が優位に働いているときは、お肌の炎症が起こりやすくなり、副交感神経が優位に働いているときは、アレルギー症状などお肌が敏感に傾きやすくなります。

免疫力は体に備わる防衛機能のことで、お肌の免疫力は、「バリア機能」が担っています。

バリア機能が備わっているお肌は、外的な刺激からお肌を守ることができますが、ストレスによって自律神経の乱れたお肌は、免疫力が低下して、外的なダメージをダイレクトに受けてしまうのです。

そのため、お肌は敏感になり、乾燥やニキビ、赤み、かゆみ、ヒリヒリ、カサカサといった肌荒れの症状が起こりやすくなります。

自律神経のバランスを整える方法

自律神経のバランスを整えることができれば、ストレスを感じにくくなり、お肌の乾燥や肌荒れを軽減することができます。

そのためには、日中の活動時間に交感神経、夜の休息時間には副交感神経にきちんと働いてもらわなければなりません。

現代人は、ストレスによって交感神経が活発化しやすいので、休息期間中に副交感神経がしっかり働くような工夫とメリハリをつけていきましょう。

  • 毎日決まった時間に寝起きする
  • 眠る1時間半前にぬるま湯(40度以下)のお風呂に浸かってボーッとする
  • 運動は日中に行う
  • 思いっきり笑う&泣く

自律神経を整えるためには、ONとOFFの切り替えは重要です。毎日決まった時間に寝起きすることで体内のリズムが整います。

現代人は忙しいので、お風呂もシャワーで簡単に済ませてしまう方が多いと思いますが、湯船にゆっくり浸かってボーっとする時間は実はすごく大事です。

入浴中は副交感神経が優位に働くので、眠る1時間半前を目安に入ると、そのまま寝つきも良くなります。

また、運動は交感神経が優位に働くので、日中に行いましょう。夜に行う場合は、強い刺激を与えない、軽いストレッチ程度にしておきましょう(^^)

感情表現も我慢せずに、辛いときは思いっきり泣く、楽しいときは思いっきり笑いましょう!どちらも副交感神経を優位にしてくれます。

皮脂分泌をコントロールする方法

ストレスによって自律神経やホルモンバランスが崩れると、お肌の水分量が減少して、皮脂の分泌量が多くなります。

皮脂は多すぎても、少なすぎても乾燥や肌荒れの原因になるので、バランスを保つことが重要です。

ストレスによる過剰な皮脂をコントロールするためには以下のような対策をしましょう。

高保湿成分の配合した化粧品を使う

お肌の貯水力の決め手となる角層を、潤いで満たすことで、過剰な皮脂分泌を抑えることができます。

セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン、プラセンタ、アミノ酸などの保湿成分が配合された化粧水・乳液・クリームなどを使ってスキンケアをしましょう。

ビタミンを積極的に摂取する

ビタミンは5大栄養素の一つで、体やお肌の機能を調節するはたらきがあります。

ビタミンは、皮脂のコントロールだけでなく、お肌の再生機能や潤い成分の再生、血液循環などを活性化させる働きもあるので、お肌の乾燥や肌荒れ改善に有効な栄養素です。

ビタミンは、乾燥、毛穴トラブル、ニキビ、シワやたるみなどのエイジングトラブルなど、様々な肌荒れやお肌の症状に効果が期待できます。

特にビタミンAは・B群・C・Eなどを積極的に摂取しましょう(^^)

詳しくはこちらの記事をご覧ください→ビタミン不足が肌荒れの原因?ビタミンを含む食べ物やその効果とは?

バリア機能を高める方法

ストレスによる免疫力の低下により、外的刺激からお肌を守るバリア機能が弱っているので、揺らぎにくい丈夫な角層をつくっていきましょう。

お肌の乾燥や肌荒れしている状態は、角層内で炎症が起きているサインです。バリア機能を再構築するためには、まずは炎症を抑えることが重要です。

お肌の炎症は、間違ったスキンケアや化粧品選びによって起こりやすいので、以下のようなやり方でお手入れをしている方は見直しが必要です。

  • 洗顔をするときはゴシゴシと擦ってしまう
  • 保湿クリームを使っていない
  • しっかりお手入れをしても乾燥や肌荒れが治らない

お肌に負担のかからない洗顔をする

洗顔は、無意識のうちにお肌を傷つけている可能性が高いので、自分の顔を卵だと思って、殻を破らないように優しく洗うようにしましょう(^^)

お肌に負担をかけない正しい洗顔方法については、こちらを参考にしてみてください→洗顔でお肌を変えた美容部員が教える、ツルツル美肌になれる洗顔方法

保湿クリームで油分ケアを強化する

保湿ケアは、バリア機能を高めるために必要不可欠です。正しい保湿ケアは、化粧水・乳液・クリームを使た3ステップで行いましょう。

特に、バリア機能を高めるためには、お肌の表面に油分の膜を張って水分保持力を高める必要があります。

そのためにも、保湿クリームはスキンケアの際に必ず使うようにしましょう。

肌に合う化粧品を使う

お手入れをしっかりしても乾燥や肌荒れが改善されない場合は、使っているアイテムがお肌に合っていない可能性があります。

スキンケアアイテムの配合成分がお肌を刺激して炎症を起こしている可能性もあるので、無香料・無着色・アルコールフリーなど、敏感肌の方でも使える低刺激なものを選ぶのがおすすめです(^^)

お肌の乾燥や肌荒れ中の人でも低刺激で使いやすいアイテムもあるので、こちらを参考にしてみてください(^^)

お肌の乾燥や肌荒れから抜け出そう!おすすめの保湿化粧水8選

顔の乾燥や、敏感傾向にある肌荒れにおすすめの保湿クリーム★

ホルモンバランスを保つ方法

女性は日々のストレスや、生理前のホルモンバランスの乱れなどによって、美肌づくりに欠かせない、女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が減ってしまいます。

エストロゲンが減ると、潤い不足で乾燥が進んだり肌荒れも起こりやすいので、様々なお肌トラブルの原因になります。

そのため、不足したエストロゲンを補ったり、エストロゲンの分泌を促す働きのある栄養素を含む食べ物や飲み物、サプリメントを活用しましょう。特に

  • 大豆イソフラボン
  • ビタミンE
  • ビタミンB6

はおすすめです。

大豆イソフラボン

大豆イソフラボンは、美肌に導く、女性ホルモンのエストロゲンに似たはたらきをします。ストレスや、生理前のお肌不調の改善に効果的です。

大豆イソフラボンは、豆乳・納豆・豆腐・味噌などに含まれています。

特に豆乳はおすすめです。1日180ml(1杯強)飲むだけで簡単にイソフラボンを摂取することができます。

イソフラボンは、女性にはもってこいの栄養素なので、是非積極的に摂取しましょう!

ビタミン

ビタミンには、お肌の再生やターンオーバーのサイクル、皮脂の分泌量や血液循環などを調節するはたらきがあります。

ビタミンが不足すると、お肌の機能が乱れて肌荒れを招きます。特にビタミンEやビタミンB6は積極的に摂取したい栄養素です。

ビタミンEは、抗酸化作用があり、ストレスによって発生する、細胞を劣化させる活性酸素を除去する働きがあります。

ビタミンB6は、エストロゲンの代謝に働きかけ、ホルモンバランスを整える働きがあります。

ビタミンも様々な摂取方法があるので、飲み物や果物など、調理いらずで手軽に摂取できる簡単なものから取り入れてみてくださいね(^^)

ビタミンを摂取して肌荒れを改善!美肌に導く飲み物13選★

果物で肌荒れ改善!ビタミンを含む果物と正しい食べ方★

また、PMS(月経前症候群)によるホルモンバランスの乱れを軽減するためには、エストロゲンに似た働きをしたプエラリアや、プラセンタなどを配合したサプリメントを飲むのもおすすめです!

まとめ

いかがでしたか?過剰にストレスを感じたり、溜め込んでしまうと、お肌の乾燥や肌荒れの原因となることがわかりました。

ストレスがかかると、「自律神経」・「ホルモンバランス」・「免疫力」といった3つのバランスが崩れてしまうので、これらを対策しながらお肌トラブルを改善していきましょう!

こちらの記事もご覧ください→肌荒れやお肌のかゆみの原因はストレス?原因別ストレス対策方法★

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