髪の手入れで大事なアウトバスケア。
みなさんは、お風呂後に、洗いながさないトリートメントを使っていますか?
洗い流さないトリートメントは、お風呂後のタオルドライの後に、髪に馴染ませることで、髪の表面を補修して質感を作ってくれます。
最近では、様々な種類の洗い流さないトリートメントが出ているので、髪質や自分がなりたい仕上がりに合わせて、ぴったりのアイテムを選んでいきましょう!
お風呂後の正しいアウトバスケアについてもお伝えしますね。
洗い流さないトリートメントで、お手軽ヘアケア☆
洗い流さないトリートメントは、お風呂後の濡れた髪に馴染ませるだけで、髪のダメージケアをしてくれるお手軽アイテムです。
お風呂後に洗い流さないトリートメントを使うことで、こんな効果が得られます。
- ドライヤーの熱から髪を守る
- 髪にツヤが生まれる
- 髪がまとまりやすくなる
- 指通りが良くなる
洗い流さないトリートメントを使うことで、髪のダメージ予防・髪を扱いやすくする効果・見た目の印象が良くなります。
髪のお手入れをあれこれしたくても、「毎日お風呂場でトリートメントする時間がない…」という方は多いはず。
洗い流さないトリートメントなら、簡単にダメージケアと髪の質感アップができるので、毎日のお手入れに取り入れるには、もってこいのヘアケアアイテムです♪
そんな、こだわりたい洗い流さないトリートメントは、オイル・クリーム・ミルクなど、種類も様々にあります。
洗い流さないトリートメントにはどんな種類があるの?
洗い流さないトリートメントは、色んな種類があって、何を選んだらいいかわからない…という方も多いと思います。
洗い流さないトリートメントは、種類によって、髪の仕上がりが異なるので、髪質やなりたいイメージに合わせて選びましょう。
オイル・ミルク・クリーム、それぞれどんな髪質に向いているのか?どんな仕上がりになるのか?特徴をまとめました。
ヘアオイル
髪への馴染みやすさと、高い保護力がオイルの特徴です。
オイルを使うと、毛量の多い方や、剛毛の方でもしっとりまとまりやすくなります。
また、熱や紫外線などの外的刺激からも髪を守ってくれるので、日中のダメージ予防にも効果的です。
艶出し効果も高いので、傷んだ髪もキレイに見せてくれます。
オイルは、髪が多くて、ダメージが目立つ方にはもってこいのアイテムですよ♪
髪の毛が柔らかくて、毛量の少ない方は、ペタッとなりやすいので、毛先に少量馴染ませる程度にしてください。
オイルは、頭皮クレンジングやオイルマッサージ、肌や体の保湿など、様々な使い方ができるので、1つ持っていると大変便利なアイテムです。
こちらの記事も参考にしてみてください→ヘアケアにはオイルが万能☆ヘアオイルの使い方6パターンを大公開!
では、オススメのヘアオイルもいくつかご紹介します。
ルベル モイ オイル レディアブソリュート 2600円
「モイ」のオイルは、自然由来成分100%で、髪に優しいシンプルな作りになっています。
保湿力に優れた、マルラ・アボカド・バオバブの3種のオイルを配合しており、ボディケアにも使えます。
香りも癒し効果抜群で、髪の香り付けにもオススメ!
私は、髪に馴染ませた後に爪に馴染ませて、爪の保湿もしています♪
ナプラ N. ポリッシュオイル
30ml・1200円 / 150ml・3400円
美容師さんの評価も高い、ナプラのヘアオイル 。
シアバターと天然由来原料のみでできており、乾燥によるパサつきを抑え、ツヤを出しもしてくれる上質なオイルです。
スタイリングの仕上げに使ったり、肌の保湿オイルとしても使えます。
サラサラとした質感のオイルで使いやすいですよ!
さわやかな柑橘系の香りにも癒されます。
ヘアミルク
ヘアミルクは、水分と油分のバランスが人間の肌に一番近いので、馴染みの良さは抜群です♪
柔らかいテクスチャーなので、髪の内側に浸透しやすく、軽やかな仕上がりになります。
水分が多い分、ペタッとしにくいので、髪が細くて量が少ない方や、適度なボリューム感を保ちたい方にオススメです。
ヘアミルクは、伸びが良くてつけ心地が良いので、髪の長い方や、髪がギシギシして馴染みにくい方でも、使いやすいですよ。
また、オイルは重くてベタつくから苦手…という方でも、ミルクならサラッとした仕上がりになるのでオススメです。
オススメのヘアミルクをいくつかご紹介します。
ミルボン ディーセス エルジューダ エマルジョン+ 2600円
ミルボンは、オイルもありますが、人気なのはこちらのヘアミルクです。
「グレイスブレンド処方」によって、伸び・保湿・密着する3種のオイルをブレンドし、乾かすだけで柔らかい髪に整えます。
CMADK(カルボキシメチルジスルフィドケラチン)を配合しており、日々のシャンプーで流れてしまうケラチン(髪の主成分)を補い、髪の毛のダメージを補修して髪を強くしてくれます。
また、保湿力の高いバオバブエキスを配合しており、ゴワゴワした髪の毛も柔らかくまとめてくれますよ。
パンテーン エクストラダメージケア
インテンシブヴィタミルク毛先まで傷んだ髪用 ※オープン価格 800円前後
ベストコスメを受賞している、プチプラで人気のヘアミルクです。
濃厚プロビタミン処方で、有用成分を髪の分子レベルまで素早く浸透させ、ダメージ補修と保護効果を得られます。
傷みやすい髪の毛先までしっかりケアしてくれますよ。
しっとりするけどベタつかず、指通り滑らかな髪に仕上がります。
ふんわりと甘い花々と、爽やかな果実を散りばめた香り。
ヘアクリーム
クリームは、水溶性・油性の栄養素をギュッと濃縮できるので、栄養価が高いです。
仕上がりは、ソフトなホールド力がありつつ、しなやかに流れる髪に整えてくれます。
また、オイルよりも伸びも良いので扱いやすいです。
カラーやパーマを繰り返している方、毎日のようにコテで巻いている方は、髪の傷んだところに余計な湿気が入って、髪が膨らみやすくなるので、ヘアクリームで適度に保湿しておくと、広がりを抑えられますよ☆
ヘアクリームは、髪の保湿やダメージケアをしつつも、髪をコーティングしすぎないので、細い髪でもペタッとならずに扱いやすいですよ。
髪が細くて量の少ない人は、軽めのクリームを選ぶと、フワッとした仕上がりになるのでオススメです。
髪をしっかり保湿したいけど、オイルの質感には抵抗がある方は、是非使ってみてください♪
オススメのヘアクリームをいくつかご紹介します。
ロレッタ ナイトケアクリーム 2600円
髪に浸透して眠っている間にダメージを補修します。
こちらを馴染ませてから眠ると、髪が広がらず、翌朝の寝癖も手ぐしで簡単にまとまりますよ♪
軽いつけ心地のクリームで、髪に馴染みやすいです。
しっとりしすぎないので、翌朝しっかり巻く方でも使いやすいですよ。
ルシードエル オイルトリートメント ディープモイストヘアクリーム 750円
保湿効果の高いアルガンオイルを、超高圧処理して配合しており、髪に浸透しやすく、潤いを逃さずにキープしてくれます。
髪の毛1本1本を潤いコーティングすることで、サラサラで程よくツヤのある、まとまりのある髪に仕上がります。
また、ヒートプロテクト処方とUVカット処方となっているため、ドライヤーやアイロンの熱や、紫外線からも髪を守る効果も!
上質なフローラルの香りも、女性らしさを引き立ててくれますよ♪
正しいアウトバスケアのポイント
続いて、正しいアウトバスケアのコツをお伝えしますね。
せっかく洗い流さないトリートメントにこだわっても、濡れた髪に馴染ませたら終わり!というのだけでは、髪をキレイに保つことはできません。
例えば、洗い流さないトリートメントを馴染ませたとしても、タオルドライのやり方や、ドライヤーのかけ方が間違っていると、美髪効果は半減してしまいます。
また、トリートメントの馴染ませ方にもコツがあるので、そちらもおさえておくと、髪をよりキレイに保ちやすくなります。
アウトバスケアは、お風呂後の「タオルドライ→洗い流さないトリートメント→ドライヤー」の3つのプロセスがとても重要なんです!
髪は、濡れた状態が最もデリケートなので、濡れた髪の扱い方を見直すだけで、キレイになっていきますよ。
自分の髪に向いている、洗い流さないトリートメントが見つかったら、せっかくなら効果を最大限に引き出したいですよね。
是非、3つのプロセスをこなして、美髪を手に入れましょう!
【タオルドライ】のやり方
まずは正しいタオルドライから。髪の毛は、濡れているシャンプーの後が、最も無防備で傷つきやすい状態です。
ドライヤーで乾かすときに、髪がビショビショの状態では、なかなか乾きません。
ドライヤーの熱ダメージを軽減するためにも、なるべく短時間で乾かしたいので、タオルドライでしっかりと水気をオフすることが重要ですよ♪
また、タオルでゴシゴシ擦るようにふいている方は、髪の表面にあるキューティクルを傷つけてしまうので、要注意です!
タオルドライのポイントをまとめました。
お風呂場を出る前に髪の余分な水分をオフする
まずは、以下のようなやり方で、余分な水分をしっかりオフしましょう。
- 両手のひらで髪を挟む
- 髪を握る
- 髪をギュッと絞る
- 水を切るように手ぐしをかける
ちなみに、「ねじって絞る」のは髪が傷むのでNG×です!
乾いたタオルで髪全体の水気をオフする
続いて、乾いたタオルで水気を取りましょう!
- 頭全体にタオルをのせて、押さえるように水気を吸い取る
- タオルの上から頭皮をポンポンとパッティングをする
- 毛先をタオルで挟み、両手で圧をかけて絞る
このやり方なら、髪を傷つけずに、濡れている髪の水気をある程度オフできます。
【洗い流さないトリートメント】の馴染ませ方
続いては、お待ちかねの洗い流さないトリートメントを塗布します。
洗い流さないトリートメントは、ドライヤーの前の濡れた状態がベストタイミングです☆
ドライヤーの熱によって、髪のキューティクルが剥がれやすくなり、髪内部の水分や栄養も流れてしまうと、髪はどんどん傷んでしまいます。
洗い流さないトリートメントは、髪の毛の表面をコーティングしてくれるので、ドライヤーの熱から髪を守っくれる救世主なんですよ(^^)
トリートメントには、色々な種類がありますが、塗り方はどれも同じです。
- トリートメントを適量出す
- 手のひら全体・指の間に広げる
- 髪の長さの中間〜毛先にかけて手ぐしを通すように馴染ませる※内側にも行き渡らせる
- 仕上げに頭頂部の髪を軽く握って引っ張り上げ、手に残ったトリートメントを馴染ませる
ポイントは、傷みやすい毛先を中心に、薄く均一に馴染ませ、根元にはベタっとつけないことです。
根元に馴染ませると髪がぺたんこになってしまいます。
洗い流さないトリートメントをしながら、クシを使う人もいますが、濡れた髪にクシを通すと、摩擦でキューティクルが剥がれやすく、切れ毛や枝毛の原因にもなるので、あまりオススメしません。
クシを使うとしたら、目の粗いもので、1・2回程度にしましょう。
【ドライヤー】のかけ方
続いてはドライヤーです。濡れた髪がデリケートで傷みやすい理由は、キューティクルが開いているため、そのままにしていると、髪内部の水分が蒸発してしまうからです。
そのため、お風呂上がりは、できるだけ早く髪を乾かすことが重要なんです。
「すぐに乾かす」だけで、髪のダメージは10倍軽くなると言われているほどです!
とはいえは、熱風は髪にとってダメージが大きいので、短時間で確実に乾かしていきましょう。
ドライヤーをかける時のコツをお伝えしますね。
- 地肌から10cm〜15cmはなして風を当てる
- 一箇所に当て続けない
- 根元が乾くまでは強風で乾かす
ドライヤーの熱は、髪にとって負担のかかるものなので、一定の距離を保って、ドライヤーを動かしながら風を当てましょう。
根元が乾けば、髪の毛が8割乾かせたも同然です。
ドライヤーをかける時の順序も確認しておきましょう。
- 襟足・後頭部→サイド→頭頂部の根元を強風で乾かす
- 根元から毛先に向かって、弱風で毛流れを整える
- 最後に冷風でキューティクルを引き締める
ドライヤーは、中途半端に乾かすのではなく、100%乾かすことがとっても大事です。
「大体乾いたかな?」という状態で終わらせてしまうと、寝ている間の摩擦や擦れによって、キューティクルが開き、表面の滑らかさやツヤがなくなってしまいます。
最後は、髪の熱がなくなるまで冷風を当てると、キューティクルが引き締まって、髪がまとまりやすくなります。
外的刺激からも髪を守る効果も得られますよ。
また、美髪をキープするには、ドライヤーにはお金をかける価値が十分あります◎
温度調節ができて、風量の多いドライヤーを重視して選ぶのがオススメです。
パワフルな風量で一気に乾かすことで、髪が傷むリスクを減らすことができます。
洗い流さないトリートメントは朝のセットにも使える!
正しいアウトバスケアで、洗い流さないトリートメントの効果を引き出し、髪の毛をキレイに保てることがわかりましたね。
また、洗い流さないトリートメントは、お風呂上がり以外にも、スタイリング剤として、朝のセットにも使えます。
日中も、乾燥・紫外線・大気汚染などで、髪の傷みは進行するので、洗い流さないトリートメントで髪を保護して、日中のダメージから髪を守りましょう。
特に、ヘアクリームは、保湿成分がたっぷりのものも多く、スタイリング力とダメージケアを兼ね備えたものも多いので、ダメージヘアの方には特にオススメです。
ヘアクリームは、毛先に動きを出したい時や、くせ毛のようなニュアンスヘアを作りたい時にも重宝しますよ。
また、ワックスにヘアオイルを少量混ぜて使ったり、洗い流さないトリートメントを馴染ませた後にセットスプレーで仕上げるのもオススメですよ☆
私は、ヘアオイルとオーガニックワックスを混ぜて、ウェットスタイルを楽しんでいます。適度なウェット感は、髪の傷みを目立たせず、広がりを抑えてくれるので、日中、髪の傷みが気になる方にもオススメです。そしてお洒落に見えます♪
巻き髪や、アレンジをキープしたい時は、トリートメントを馴染ませてセットした後に、スプレーで仕上げてみてください♪
まとめ
いかがでしたか?今回は、洗い流さないトリートメントの効果や、正しいアウトバスケアについてお伝えしました。
「毎日お風呂場でトリートメントをするのは、手間がかかって続かない」という方でも、洗い流さないトリートメントなら、濡れた髪に馴染ませるだけで、ダメージケアとツヤ出し効果が得られます。
また、洗い流さないトリートメントの効果を引き出すには、タオルドライとドライヤーのかけ方も重要なので、是非意識してみてくださいね!
髪のお手入れは、顔に比べるとついつい後回しになってしまいますが、しっかりケアすれば髪は応えてくれるので♪
アウトバスケアで、美髪を手に入れましょう!
また、時間があるときは、できる範囲で良いので、インバスケアも合わせて取り入れてみてくださいね☆
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