なかなか治らないお肌の赤み…赤みの強さによっては、化粧でカバーしきれないこともありますよね。赤みの原因や改善方法は様々なので、原因を知るために皮膚科へ行くのもおすすめです。
私は、強い頬の赤みとニキビ、ニキビ跡に悩んだ時期がありましたが、早めに治すために皮膚科にも通っていました。皮膚科での治療や薬のおかげもあり、赤みを消すことができました(^^)
今回は、体験談をもとに、皮膚科での治療方法などもお伝えしていきます(^^)
まずは、お肌の赤みの原因を探ろう
赤みの原因は様々ですが、皮膚の薄さやニキビの炎症、ニキビ跡などが原因と言われています。また、気温の寒暖差によって毛細血管が拡張した状態で赤みが出ることもあります。
皮膚の薄さは生まれつきによるものもありますが、洗顔や角質ケアのやりすぎや、力強くゴシゴシ擦って摩擦を与えることによって、自ら皮膚を削って、お肌を薄くしてしまっている可能性もあります。
そのため、皮膚科へ行かずとも、お手入れを見直すことで、お肌の赤みが改善する可能性は十分あります。
心当たりのある方は、皮膚科へ行かれる前に、基礎的なお手入れ方法を確認してみてください(^^)→いつものスキンケアをランクアップ★つるつる美肌の作り方
お肌の赤みの原因と皮膚科の治療法
さて、お手入れの見直しでお肌の赤みが改善されればそれに越したことはないですが、セルフケアを見直しても、お肌の赤みがなかなか改善しない場合は、皮膚科へ行きましょう。
例えば、皮膚科では以下のようなお肌の赤みを治療することができます。
- 毛細血管拡張症
- 手に負えない乾燥による炎症からくる赤み
- 炎症を起こした赤ニキビ
- 根強く残るニキビ跡
毛細血管拡張症
毛細血管拡張症は、うっ血して滞った血液が透けてお肌が赤く見える症状です。いつも同じパーツの赤みがずっと続くのであれば可能性は高いです。
自力で治す方もいますが、皮膚科の治療では、保険適用外になりますが、レーザー治療やフォトフェイシャルで赤みを消す方法があります。
レーザー治療
レーザー治療は、様々な種類がありますが、特殊な装置を使って、単一波長の光を患部に照射してダメージを受けた部分を排出し、お肌の再生を施します。
赤みの治療には、血液のヘモグロビンに反応するものを使っていきます。
1部位5000円〜1万円なので、全顔で行うと2万〜5万円くらいはかかります。効果を得るまでには5回以上は通う必要があります。
フォトフェイシャル
フォトフェイシャルも光による治療ですが、レーザー治療よりもソフトな光を当てていきます。レーザー治療よりも広域に光を当てて当てていくので、シミやシワなどの複数のお肌トラブルにも効果が期待できます。
しかし、治療の効果はレーザー治療の方が高いです。
1回2万〜4万円で、何回か通う必要があるので、こちらも自己負担額が高いです。
乾燥による炎症からくる赤み
手に負えない乾燥による炎症は、皮膚が薄くなっているので水分保持力が著しく低下しています。
一日中つっぱりを感じたり、ヒリヒリやかゆみを感じやすいです。非常に敏感になっています。
保湿だけでは修復できず、乾燥が悪化して悪循環に陥ります。そのため、ヘパリン類似物質などの細胞を修復する保湿剤(ヒルロイドなど)や、お肌を保護するワセリンを使って治療することが多いです。
皮膚科から保湿剤が処方されるので、自宅で薬を塗って様子をみていきます。
保湿剤は、お肌の赤みを消す薬ではありませんが、細胞を修復して角層を丈夫にすることで、お肌トラブルを起きにくくするので、結果的に赤みの改善につながります。
炎症を起こした赤ニキビ
炎症を起こした赤ニキビは、間違いなく、皮膚科の治療で早く治ります。
放っておくと治りが遅くなりますし、セルフケアで悪化することもあります。治りが遅いとニキビ跡も頑固に残ってしまいますから、なるべく早く炎症を抑えたいところです。
皮膚科では、ビタミン剤や抗生物質の飲み薬や塗り薬などで治療をしていきます。
根強く残るニキビ跡
ニキビは治っても、根強く残るニキビ跡の赤みは目立つもの。皮膚科では、ニキビ跡に塗る、赤みを薄くする軟膏が処方されます。
もしくは、高額にはなりますが、イオン導入やケミカルピーリングなどは効果を実感しやすい治療法です。
イオン導入
イオン導入は、ビタミンC誘導体を電流に乗せて、肌の深部へと送り込む治療法です。
ビタミンC誘導体は美白化粧品にも多く含まれている美容成分で、お肌の深部へ送り込んで浸透性を高めます。
1回の治療費は5000円前後で、月に1回程度の施術を継続する必要があります。
ケミカルピーリング
お肌の表面の角質を薬剤で溶かして取り除くことで、お肌の表皮のターンオーバーを促します。ターンオーバーが促進されると、赤みを排出できるので、どんどん薄くなっていきます。
1回、5000円~10000円前後の治療費で、5~10回程度は通院する必要があります。
【体験記】皮膚科のニキビ治療でお肌の赤みを消すことができる★おすすめの薬は?
お肌の赤みの原因や、皮膚科での治療法をお伝えしてきましたが、ここからは、私自身がお肌の赤みを治すために、皮膚科で行なっていた治療についてお伝えします。
まず、頬の赤み・赤ニキビ・ニキビ跡がひどかった頃の画像をご覧ください。
私のお肌はもともと皮膚が薄く、潤いを溜め込むキャパシティーも狭いので、乾燥しやすい肌質です。
ニキビはある時突然できてしまい、そこから数ヶ月の間、何度も繰り返してできるようになってしまいました。
ニキビが密集することで、ニキビの周りも赤くなり、頬の広範囲に赤みのある状態に…。肌色が白い方なので赤みも目立っています(><)
しかし、皮膚科での治療や薬のおかげで、特に赤ニキビとニキビ跡については随分と改善されました。改善後の画像はこちらです。
どうでしょう?お肌の赤みがほぼ消えていますよね!これは最近の画像なので治療から3年程経っているのですが、治療から1年くらいで赤みはほとんど消えていました(^^)
赤ニキビに関しては治療から2・3ヶ月の間には、繰り返しできることもなくなり、かなり落ち着きました(^^)その後は新しいニキビができにないように皮膚科に通いながら、ニキビ跡を薄くする薬を塗っていました。
先にお伝えしておくと、私は高額な保険適用外の治療は一切受けていません!
保険適用の治療のみでここまで改善しました(^^)「お金をかけないとキレイにならないなら、私には無理かも…」と思っている方がいらしたら、まだ諦めないでほしいです(^^)
ちなみに、私が当時の治療で使っていた薬はこちらです。
- ディーアールエックス AZAクリア
- ディフェリン
- アクネクリーム
- 亜鉛化軟膏
- ビフロキシン錠(ビタミンB2・B6)
- シナール(ビタミンC)
私は、新しいニキビが できないように、皮膚科でニキビの芽を摘み取る処置を受けていました。ニキビの原因は毛穴に詰まった皮脂や汚れです。
これらは時間が経つと硬くなってしまうので、処置の際にうまく取り出せません。そのため、毛穴に詰まった皮脂汚れを出しやすくする軟膏を塗っていました。
これがディフェリンとディーアールエックスAZAクリアです。ディフェリンは保険適用なのですが乾燥するので、私は途中で断念してディーアールエックスの方に。
こちらは保険適用外なので2000円くらいしますが、乾燥肌の方にはこちらの方が使いやすくておすすめです。
これを塗ることで処置はスムーズに行えました。毎晩ニキビのできやすいパーツに塗っていました。最初はニキビも繰り返しできやすいので、2週間に1回、皮膚科へ通っていました。
赤ニキビには、炎症を抑えるアクネクリームを塗り、夜はニキビが潰れないようにテープをはって眠っていました。
アクネクリームを塗って朝起きると、赤ニキビがしょぼんとなっていて、本当に早く治ります!こちらは渋谷にある、渋谷スキンクリニックで500円で購入できます(^^)
ニキビ跡には亜鉛化軟膏を塗って、こたらもテープをはって眠っていました。
あとは毎日ビタミン剤を服用していました。ビタミンは現代人に不足しがちな栄養素です。
特にイオン導入などがニキビに効くように、ビタミンはニキビやニキビ痕の治療の効果を高めてくれます。
また、乾燥を悪化させないために、保湿と細胞の修復ができる、ヒルロイドも使っていました。よっぽどひどい時以外は普段通りのスキンケアをしていましたが、乾燥してどうにもならないときは、皮膚科の保湿剤に勝るものはありません。
乾燥の悪化は赤みやニキビにも繋がるので、ヒルロイドはおすすめの保湿剤です(^^)
まとめ
いかがでしたか?赤みには様々な原因が考えられ、治療方法も選択肢がたくさんあるとわかりましたね。
皮膚科での保険適用外の治療は高額ですが、保険適用でできる治療や薬もありますし、私自身も赤みを改善できていますから、赤ニキビやニキビ痕で悩んでいる方がいらしたら、諦めないでほしいなと思います(^^)
また、保険適用外の治療は、確実に早く赤みを消したいという方にはおすすめです。特にニキビ痕は完全に消すまでにはどうしても時間がかかるので、ご興味のある方は皮膚科に問い合わせてみてくださいね(^^)
皮膚科の治療や薬を活用して、赤みのない均一なお肌を手に入れましょう♪
自宅で行なっていた、赤みを改善するスキンケアやメイク方法については、こちらの記事をご覧ください→肌の赤みのひどかった私が、スキンケアとメイクで赤みを消した方法
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