ストレスニキビは治せる!皮膚科の最適な治療法と効果的な薬を教えます。

ストレスを感じるとニキビが出来る人は多いですよね。特に、20代〜の多忙な女性は、ストレスによって口周りや顎、フェイスラインなどを中心に大人ニキビを繰り返しやすい傾向にあります。

そんなストレスニキビは、なかなか治らなかったり、1つ治れば新しいニキビができたり…といった繰り返しで、一向に改善しないという方も。

そんな方は、一度皮膚科を受診しましょう。皮膚科では、あなたのお肌状態に合わせたニキビ治療や最適な薬を処方してくれます。

強いストレスはニキビの原因に!

私たちは、日々の生活の中で様々なストレスを感じながら生活しています。

適度なストレスは、心身共に良い緊張感や充実感を与えてくれますが、過度なストレスは体や肌の不調を引き起こす原因となってしまうのです。

特に、女性は生理周期によるホルモンバランスの影響によって、生理前にニキビができたり、肌荒れしやすくなります。

これは、生理前になると美肌に効く女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が減少し、皮脂分泌を促すプロゲステロンの分泌量が増えるからです。

皮脂は、水分保持力を高め、お肌を守るために必要なものですが、過剰に出てしまうと毛穴に詰まって、そこからアクネ菌が増殖し、ニキビの原因になるのです。

ストレスによるニキビも、このようなホルモンの分泌と大きく関係しています。

私たちは、日々の生活の中でストレスがかかると、ストレスに対抗しようとして男性ホルモンの分泌を活発化する傾向にあります。

男性ホルモンには、皮脂を過剰に分泌する作用や、角質を分厚くしてお肌を固くしたり、毛穴を収縮させて皮脂を詰まりやする傾向にあります。

強いストレスや慢性的なストレスが続くと、これらの作用によって、毛穴に溜まった皮脂からアクネ菌が繁殖し、炎症を起こしてしまうのです。

これが、ストレスニキビが発生する大きな原因となります。

ニキビの状態別、皮膚科の治療法&薬の種類

そんな、自分ではなかなかコントロールできないストレスによるニキビは、皮膚科の治療や薬で改善していきましょう。

皮膚科のニキビ治療は、その人のニキビの炎症状態によって異なります。ニキビの種類に合わせて改善方法をみていきましょう。

角栓発生

皮脂や汗、古い角質が毛穴に詰まってできた角栓が、毛穴に詰まって塞がれることがニキビ発生の根本原因となります。角栓の詰まりは肉眼で確認するのは難しいです。

皮膚科の治療法としては、

毛穴周辺の角質が固くなったり、厚くなるのを防ぎ、毛穴を詰まりにくくする外用薬を塗りましょう。

例えば、「ディフェリンゲル」という外用薬があり、毛穴詰まりを排出しやすくする働きがあります。ニキビができやすいところに塗ると、炎症ニキビができる前に予防することができます。

しかし、ディフェリンゲルはカサカサしやすいので、乾燥肌や敏感肌の人は注意が必要です。また、

余分な角質を除去するケミカルピーリングを行うといった方法があります。

ケミカルピーリングは、フルーツ酸を塗布してニキビの原因になる余分な古い角質汚れを溶かし出して除去する方法です。お肌状態によって医師と相談した上で行いましょう。

ケミカルピーリングは、市販のもので自宅でも行うこともできます。正しいやり方で行えば、ニキビ予防に役立つスキンケア方法です。→お肌のザラザラを改善!正しいピーリングのやり方とは?

白ニキビ・黒ニキビ

白ニキビや黒ニキビは、コメドといって、皮膚にプツっとした吹き出物ができた状態です。

コメドは、お肌の表面の毛穴が皮脂詰まりによって白っぽく目立っていたり、それらが酸化して黒くポツポツと目立ったものです。

これらは、アクネ菌の本格的な増殖は始まっていないので、痛みもなく、炎症も起きていない、軽度のニキビで、ニキビ痕として残るリスクはありません。

皮膚科の治療法としては、

毛穴の中に詰まった角質や皮脂汚れなどを押し出す、「面ぽう圧出」が効果的です。

面ぽう圧出は、ニキビの表面に微小な穴を開け、アクネプッシャー(面ぽう圧出器)という道具を使って、毛穴に詰まった中身の皮脂を抜く治療法です。

ニキビの元となる原因はすべて排出されるので、ニキビの早い改善が期待できます。

また、白ニキビや黒ニキビの段階では、角栓発生時と同じように、毛穴詰まりをケアする外用薬(ディフェリンゲルなど)もあわせて使用するのが一般的です。

赤ニキビ

アクネ菌が増殖して赤く炎症を起こし、痛みも伴う赤ニキビは、ニキビ跡として残さないためにも皮膚科への通院や薬による治療をおすすめします。

赤ニキビは、まずは、赤く腫れた炎症を緩和しなければなりません。炎症ニキビの皮膚科の治療法としては、

一時的に抗生物質や、特に激しい炎症の場合はステロイド剤で治療していきます。

外用抗生剤は、アクアチムクリームやダラシンTゲル、内服抗生剤は、ミノマイシン錠やルリッド錠、クラリス錠などの薬を皮膚科で処方してもらい、自宅での治療になります。

黄ニキビ

黄ニキビは、炎症を起こした赤ニキビがさらに悪化した化膿ニキビです。毛穴に収まりきらなくなった内容物が外に漏れ出ている状態で、膿をもっています。

炎症が皮膚の表面だけでなく、お肌の奥にまで達しているため、皮膚の凸凹やニキビ跡として残る可能性が高いです。

この段階では、炎症の拡大とクレーターのような跡が残らないように、一刻も早く皮膚科や薬で治療する必要があります。自分では絶対に触ってはいけません。

皮膚科の治療法としては、

重症化した炎症を抑えるために、強力な内服抗生物質やステロイド剤の注射、レーザー治療などを行います。

効果の強い内服抗生物質としては、テトラサイクリンやミノサイクリン、エリスロマイシンなどがよく用いられます。この段階では、なによりも炎症を止めることが最優先です。

また、炎症が重症化して膿がでてしまっていると、治療にもそれなりの時間がかかります。そのため、

ニキビ治療や薬の服用とあわせて、慢性疾患に強い漢方薬を取り入れるケースもあります。

漢方にはほとんどリスクがないので、慢性的化したニキビの回復をサポートをしてくれます。

紫ニキビ

紫ニキビは、度を越して悪化した重度の皮膚炎です。肌の内部に膿と血が溜まって赤紫色に腫れ上がっている状態です。炎症と化膿を何度も繰り返して赤黒くなってしまう場合もあります。

ここまでくると、毛穴の周囲まで炎症が及んでいるので、自力のケアでは治りません。潰したり、触ったりせずに、早急に皮膚科を受診しましょう。

皮膚科の治療法としては、

内部の血や膿を排出するために切開を行う場合もあります。

また、ステロイド剤の注射やレーザー治療をはじめ、早急に炎症を抑えるために集中的な治療が行われます。

また、これらの治療の効果を高めるために、気軽に併用しやすい漢方薬を服用するのも有効的です。

漢方医学の、膿などの老廃物を体外に排出し、血の巡りを改善するという考え方に基づいています。

ニキビ治療の体験記〜皮膚科の治療と使っていた薬〜

私自身も、ニキビ治療をしていた時期があるので、その時皮膚科で行なっていた治療法についてお伝えします。

私の場合、白ニキビ・赤ニキビ・ニキビ跡が目立っていました。その頃の画像がこちらです。

私のお肌はもともと皮膚が薄く、潤いを溜め込むキャパシティーも狭いので、乾燥しやすい肌質です。

ニキビ体質ではないのですが、ある時突然できてしまい、そこから数ヶ月の間、何度も繰り返してできるようになってしまいました。

しかし、皮膚科での治療や薬のおかげで、随分と改善されました。改善後の画像はこちらです。
今では、「お肌綺麗だね!」と褒められるほどにまで回復しました(^^)私は、皮膚科で以下のような治療法を行なっていました。

  • ニキビができやすいところに毛穴を詰まりにくくする薬を塗る
  • 二週間に1回、皮膚科で白ニキビと黒ニキビの面ぽう圧出
  • 赤ニキビに抗生物質の軟膏を塗る
  • ニキビ跡に色素沈着を薄くする軟膏を塗る
  • ビタミン剤を飲む

軟膏は、毎晩洗顔後の清潔なお肌に塗っていました。

毛穴詰まりや白ニキビは徐々に減っていき、赤ニキビに関しては治療から2・3ヶ月の間には、繰り返しできることもなくなり、かなり落ち着きました(^^)

その後も新しいニキビができにないように皮膚科に通いながら、面ぽう圧出を継続し、ニキビ跡を薄くする薬を塗っていました。

先にお伝えしておくと、私は高額な保険適用外の治療は一切受けていません!

保険適用の治療のみでここまで改善しました(^^)「お金をかけないとキレイにならないなら、私には無理かも…」と思っている方がいらしたら、まだ諦めないでほしいです(^^)

ちなみに、私が当時の治療で使っていた薬はこちらです。

 

  • ディーアールエックス AZAクリア
  • アクネクリーム
  • 亜鉛化軟膏
  • ビフロキシン錠(ビタミンB2・B6)
  • シナール(ビタミンC)

ディーアールエックスAZAクリアは、毛穴に角栓を詰まりにくくする薬です。

ニキビをできにくくするだけでなく、詰まった角栓や白・黒ニキビは、時間がたつと硬くなってしまうので、面ぽう圧出の際にうまく取り出すためにも用います。

通常は、ディフェリンゲルが保険適用なので用いられることが多いですが、ディフェンゲルはカサカサするので、乾燥肌の私は途中で断念してディーアールエックスの方に変えました。

こちらは保険適用外なので2000円くらいしますが、乾燥肌の方にはこちらの方が使いやすくておすすめです。

赤ニキビには、炎症を抑えるアクネクリームを塗り、夜はニキビが潰れないようにテープをはって眠っていました。

ニキビ跡には亜鉛化軟膏を塗って、こにらも薬がとれないようにテープをはって眠っていました。

また、毎日ビタミン剤も服用していました。ビタミンは現代人に不足しがちな栄養素です。

ビタミンはニキビやニキビ痕の治療の効果を高めてくれます。

ストレスニキビに効果的!皮膚科のホルモン治療

これまで、ニキビの症状別対策方法や自身の治療法について解説してきましたが、これらは、できてしまったニキビの元を取り除いたり、炎症を鎮める治療法です。

ストレスニキビから完全に脱出するためには、は、これらの治療に加えて、ストレスニキビの根本的な原因である、ホルモンバランスの乱れを改善するとさらに効果的です。

私たちは、強いストレスがかかると、男性ホルモンが優位になり、皮脂を過剰に分泌します。

また、男性ホルモンには角栓による毛穴詰まりや、肌自体の柔軟性を失わせる性質もあるので、ニキビの発生と悪化の両方に密接に関わっているのです。

女性ホルモンを増やす薬

皮膚科のホルモン治療は、具体的には男性ホルモンの働きを抑えて、女性ホルモンを補給する薬を活用します。

女性ホルモンのエストロゲンは、潤いを与え、ハリのある美しいお肌に導くはたらきがあるので、エストロゲンが活発に分泌しているときはお肌の調子は上向きで好調になります。

例えば、女性ホルモンに似たはたらきをする成分の擬似ホルモン剤を投与したり、避妊薬にもなるピルを服用することで、体内のホルモンバランスを、女性ホルモンが優位に働く状態にシフトすることができます。

擬似ホルモン剤には、大豆に含まれるイソフラボンや、果物のザクロに多く含まれるエストロンが有名です。ピルは、実は、女性ホルモンのエストロゲンを含んだ薬です。

また、内服薬だけではなく、女性ホルモンを含んだ軟膏などの外用薬も存在します。

軟膏をニキビに直接塗ることで、重点的に治療できるので、内服薬と併用することで、高い効果や早い回復が期待できます。

ホルモンバランスは、ニキビと密接に関係しているので、ホルモン治療はニキビの改善には非常に効果的です。

皮膚科医の指示のもとで行えば、安全で確実にニキビの回復が見込めるでしょう。

掻破行動もニキビの原因に!カウンセリングの治療法

ニキビがなかなか治らなかったり、悪化してしまう原因の1つに、ストレスによる掻破行動が関係しています。

私たちは、イライラすると頭を掻いたり、顔を擦ったり、掻いたりすることがあります。このような行為は、掻くことが爽快感につながるので、ストレス発散方法として病みつきになり、中には依存症のようになってしまう方もいるほどです。

ニキビができるたびに引っ掻いたり、潰してしまうと、同じところに何度も繰り返してしまったり、治りにくく悪化しやすくなってしまいます。

繰り返すことで、引っ掻き傷やニキビ跡も根強く残ってしまうので、一瞬の快感のために、あとあと大きな後悔をすることになります。

また、無意識のうちに肌に触れたり、頬杖をつく癖がついてしまうケースもあります。

ストレスによる掻破行動とニキビの悪化は密接に関係しているので、カウンセリングによる治療によってストレスを緩和していく方法があります。

状況に応じては抗不安剤などの薬を用いることもあります。

まとめ

いかがでしたか?強いストレスは男性ホルモンを優位にし、ニキビの原因になることがわかりましたね。

ニキビがなかなか治らなかったり、ニキビを何度も繰り返している方は、皮膚科でニキビの状態に合わせたケアや薬による治療を行うと確実です。

ストレスによるニキビは、なかなかコントロールをするのが難しいので、皮膚科での治療やを用いて確実に治していきましょう!

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