みなさんは、トリートメントで髪の毛のお手入れをしていますか?
乾燥でパサついた髪や、切れ毛や枝毛などの傷んだ髪、まとまりのない髪などは、髪の栄養不足やダメージの蓄積が大きく影響しています。
トリートメントは、髪の毛の内部まで栄養を届けて、ダメージを修復するするはたらきがあるので、綺麗な髪を手に入れるためには欠かせません。
今回は、髪に栄養を与える、効果的なトリートメントの選び方や使い方、髪の毛に栄養を届けるために取り入れたいホームケアのやり方などをお伝えします(^^)
トリートメントで髪の毛の栄養補給をしよう!
髪の毛のダメージケアに役立つトリートメント。
トリートメントは、髪の毛の内部まで補正成分や、髪に必要な栄養分を届けてくれるので、髪の毛1本1本を元気にしてくれます。
トリートメントは、リンスやコンディショナーと比べると、ダメージ補正力が高く、しっとりとした仕上がりになります。特に、
- カラーリングを繰り返している方
- 毎日ヘアアイロンでセットしている方
- 髪の長い方
などは、髪の毛が傷みやすいので、トリートメントは必須です。
髪が傷んでいると、諦めてしまう方もいますが、髪の表面のキューティクルがダメージを受けて傷んでいても、髪の内部のタンパク質は生きているので、まだまだ修復の余地はありますよ(^^)
ハイダメージの方は、傷んでいる部分をカットしてしまうのも1つの方法ですが、傷んでいても諦めずにお手入れをしていくことはとっても大事です♪
トリートメントを使うことで、ダメージの修復を早めてくれるので、傷み具合によって、週に数回〜毎日と、回数も調整しながら取り入れてみましょう。
継続してお手入れしていくにつれて、ハリコシ・ツヤのある髪に近づいていきますよ♪
トリートメントにはどんなタイプがある?
トリートメントには、「洗い流すタイプ」と「洗い流さないタイプ」があります。
お手入れにはどちらを取り入れても良いですが、できれば、両方組み合わせるとより効果的です☆
トリートメントをした後は、髪が柔らかくなっているので、そこに洗い流さないトリートメントを馴染ませると、髪のツヤ感や扱いやすさがアップします!
特に、ヘアオイルなどの洗い流さないトリートメントは、髪の内部に浸透してダメージ補正をしつつ、髪の毛1本1本をコーティグしてくれるので、ドライヤーやヘアアイロンの熱や、紫外線、乾燥、摩擦などからも、髪を守ってくれます。
洗い流さないトリートメントも加えると、トリートメント効果がより高まるので、是非2ステップでお手入れをしてみましょう。
栄養価の高いトリートメントを選ぶポイントは?
トリートメントに、髪に必要な栄養分が入っているかどうか?によって、髪の回復スピードも変わってきます。
トリートメントを選ぶときは、髪の毛をつくる土台となる、「タンパク質やアミノ酸配合のトリートメント」がオススメです。
タンパク質やアミノ酸は、日々のシャンプーで洗い流されてしまいます。これらが不足すると、髪の毛の内側はスカスカで、脆くなってしまうのです。
アミノ酸トリートメントは、比較的、価格はお高めになりますが、髪の栄養補給に特化しているので、ダメージが強い方に非常にオススメです。
特に、「加水分解コラーゲン」や「加水分解ケラチン」などを配合しているものは、保湿効果やハリコシアップが期待できるので、髪質改善に効果が期待できます。
また、洗い流さないトリートメントを選ぶときは、保湿力や髪の修復力が高い、アルガンオイルやモロッカンオイル、海藻由来の天然オイルなどがオススメですです。
髪に馴染みやすく、自然な艶出し効果もあるので、傷んだ髪もキレイに見せてくれます。
トリートメントの正しい使い方
トリートメントの効果を引き出すためにも、正しい使い方も確認しておきましょう。
せっかく良いトリートメントを使っても、髪に栄養分が浸透していないまま洗い流してしまっては、勿体ないですよね。
トリートメントのやり方次第で、髪の毛は見違えるのです!
【トリートメントの正しい使い方】
- シャンプー後軽く水気を切ります
- ダメージが蓄積する髪の毛先に、まんべんなくトリートメントを馴染ませます(揉み込むようなイメージで)
- 続いて中間部分にも馴染ませます
- 最後に、トリートメントが地肌につかないように、髪の上の部分にも軽く馴染ませます(地肌に残るとフケやかゆみの原因になるから)
- 髪の中間〜毛先にかけて目の荒いクシでとかし、ムラなく馴染ませます
- 少し時間をおいて、髪に栄養を浸透させます
- ぬるつきが残らない程度に、根元から洗い流します
余裕がある人は、トリートメントの浸透力を高めるために、シャワーキャップやホットタオルで髪を包み込んで、ヘアパックをするのもオススメです。パック中は、湯船に浸かってリラックスタイムに♪
こちらの記事に、市販でオススメのトリートメントについてまとめているので、是非参考にしてみてください。
→美髪効果大!市販でオススメのトリートメント☆10選!(インバス・アウトバス)
また、トリートメントの効果を引き出すためには、シャンプーで頭皮や髪の毛の汚れがしっかり落ちていることが大前提です。
シャンプーをするときは、ブラッシングと予洗いで汚れをオフしてから、泡だてをしっかりして、頭皮全体をマッサージするように洗いましょう。
シャンプーの重要性や、正しい手順にちては、こちらの記事を参考にしてみてください♪
→髪の毛の栄養補給よりも優先すべきお手入れとは?まずはシャンプーで頭皮ケアを☆
一番大事なのは日々のホームケア!Wのトリートメントでリカバリー
健康な髪の毛を維持するためには、自宅でのホームケアがとっても大事です。
日々のダメージをしっかりリカバリーしましょう。
ホームケアには、髪の状態に合わせてトリートメントを週に数回〜毎日取り入れながら、洗い流さないトリートメントを毎日使うのがオススメです。
洗い流すトリートメントは、先ほどお伝えしたように、正しいやり方で「馴染ませ→浸透→放置」しましょう。
洗い流さないトリートメントは、夜のお風呂後、髪が濡れていて馴染みやすい、ドライヤー前のタイミングで使うのが一番オススメですよ。
濡れている髪の毛に馴染ませることで、乾いた時に、ベタベタ・テカテカしたり、髪がペタっとするのを防げます。
洗い流さないトリートメントを、乾いた髪に使う場合は、一箇所にベタっとつかないように、手のひらでしっかり広げてから馴染ませましょう。
オイルだけでなく、ミルクやクリームタイプもあるので、髪質に合ったもので、使いやすいものを選びましょう!
以下の記事に、それぞれの特徴についてもまとめています。
→ヘアオイルとヘアクリームの違いは?ヘアケアにオススメなのはどっち?
→ヘアケアは、オイルとミルクを両方使うと効果アップ?使い分けや組み合わせのコツ☆
こんなホームケアアイテムもオススメ!
また、ホームケアとしては、寝るとき専用のヘアマスクや、ヘアケアもできるスタイリング剤を活用するのもオススメです。
眠っている間に髪のダメージを修復することで、翌朝の髪が扱いやすくなります。
スタイリングにも時間がかからず、朝からキレイな髪をキープできるので時短にもなりますね。
また、スタイリング剤としても使えるトリートメントは、日中の乾燥や紫外線からも髪を守ってくれるので、髪のダメージを最小限に抑えることができますよ。
オーガニック系のスタイリング剤の中には、髪の艶出しやセットだけでなく、手や体の保湿に使えるものもあります。
時には美容院のトリートメントでスペシャルケアを◎
日々のホームケアを継続することで、髪の状態は良くなっていきますが、時々、美容院のトリートメントを受けるのもオススメです。
私は、ヘアカラーのタイミングで、1〜2ヶ月に1回、美容院のアミノ酸トリートメントを受けていますが、やはりプロにお任せすると仕上がりが全然違います。
美容院では、一人一人の髪の状態を見極めて、最適なお手入れをしてくれるので、傷んでいた髪の毛が復活します。
ホームケアのアドバイスもしてくれるので、私はその時の髪の毛の状態に合わせて、自宅のトリートメントの回数や、洗い流さないトリートメントの種類を変えています。
指通りや見た目のサラツヤ感は、何度かシャンプーをすると元に戻ってしまったように感じますが、美容師さん曰く、美容院で定期的にトリートメントをしている人の髪は、触ればわかるくらい、髪の毛にその効果が残っているそうです。
とはいえ、美容院のトリートメントにヘアケアを丸投げして、自宅ケアをサボっていると、髪の毛のダメージは蓄積し、栄養不足でハリツヤがなくなってしまうので、
一番良い状態をキープするためには、「定期的な美容院のトリートメント+毎日の自宅トリートメント」が必要になってきますね。
美容院のトリートメントについては、こちらの記事も参考にしてみてください
→美容院のトリートメントで髪の調子がグっと良くなる?効果を長持ちさせるコツ☆
髪の毛のダメージを最小限に抑えることも大事!
髪の毛に栄養を与えるだけでなく、髪の毛のダメージを最小限に抑える工夫をするのも、とても重要です。
私たちの髪の毛は、日々の様々な習慣や季節的な影響を受けて、ダメージが蓄積されています。
特に意識して取り入れたい、ダメージケア方法をご紹介しますね。
ヘアカラーのダメージを軽減
ヘアカラーをしている人は、根元が伸びる度に、繰り返しカラーリングをしますよね。
カラーリングをしていない人でも、30代後半〜にもなると白髪染めを始める方も多いので、特に女性は、カラーリングによる髪の傷みは今後も見逃せない問題です。
カラーリングをすると、カラー剤によって髪の毛がアルカリ性になり、キューティクルが開いて傷みやすくなってしまうんです。
美容院でカラーをする場合は、お値段をちょっとグレードアップさせて、傷みにくいカラー剤を使ってもらうと良いですね。
また、トリートメントにはアルカリ性を中和するはたらきがあるので、美容院でカラーリングをする時は、トリートメントとセットで受けるのが最も傷まない方法です。
カラーリングをした日は、家でシャンプーをしないように指導されますよね。
どうしても残留アルカリで傷みやすくなってしまうので、美容院でその日のうちにケアをしてもらうのが最適ですよ!
また、自宅でカラーリングをする場合は、100%オーガニックのヘナを使うと、傷みを最小限に抑えられます。
白髪染めも、ダメージが少ないものを選んで、頭皮ケアとヘアケアもセットで行えば、2週間に1回ペースで染めても問題ありません。
傷みにくいカラー剤と、染めた後のケアで、髪を労わりながら、ヘアカラーを楽しみましょう。
ドライヤーやアイロンの熱ダメージを軽減
毎日髪を乾かす時に使うドライヤーや、ヘアセットに使うヘアアイロン。
これらは、熱を与えて髪の毛を傷ませる原因になります。
ドライヤーをかける時は、熱による傷みを最小限に抑えるために、洗い流さないトリートメントを髪の毛にしっかり馴染ませてから行いましょう。
ちなみに、自然乾燥は別の意味で髪の毛が痛みますし、髪の広がりや臭いの元にもなるので、必ずドライヤーで乾かしてください。
ヘアアイロンは、髪の毛へのダメージを考慮して作られていらものばかりですが、高温になると鉄製のアイロンはダメージ大!
とはいえ、低温でクセがつくまで繰り返し熱を当て続けると、かえって髪の毛が傷むことも。
髪の毛を巻く前は、スタイリング剤をつけて髪の毛をコーティングするのが必須のケアです。
そして、短時間で仕上げるのが最も傷まない巻き方です。
ちなみに、毎日巻くのも、パーマをかけるのも、どちらも髪にとっては負担がかかることなので、どちらにせよ、日々のダメージケアは欠かせません。
私の経験上、パーマをかけていた時と、アイロンを毎日使っていた時とでは、大きな差は感じませんでした。
ただ、パーマがとれてくると、さらにアイロンで巻き足すことになるので、結果的にはパーマをしていた時の方が傷んでいたかもしれません。
私は、傷みが目立つようになったら、結構バッサリ切るようにしているのですが、髪を伸ばしていきたい方は、綺麗に伸ばせるように、スタイリングの工夫と、毎日のトリートメントでしっかりケアしていく必要がありますね。
紫外線から頭皮と髪を守る
お肌にとっても強敵ですが、髪にとっても紫外線はダメージ大!です。
紫外線を浴びると、髪の毛のタンパク質の構造が壊れ、髪の内部の栄養が抜けて、パサついてしまうんです。
私自身、お手入れ方法は変えていないのに、日差しが強くなると髪質が悪くなったように感じてしまいます。
紫外線を浴びると、活性酸素の発生によって、髪の老化も進みます。夏があけると、急に抜け毛が増えたり、薄毛が気になるのは、夏の強いダメージが原因です。
紫外線の影響は、頭皮にもダイレクトにきます。頭皮環境が荒れると、健康な髪の毛が生えなくなってしまうので、帽子や日傘などは忘れずに。
それらが使えない時は、外出前に髪の日焼け止めスプレーを活用しましょう。
また、飲む日焼け止めサプリもオススメです!
飲む日焼け止めは、抗酸化効果によって、紫外線から頭皮や髪の毛を守ってくれます。
また、たった数粒飲むだけで、全身のUVケアにもなるので、かなり使い勝手が良いです。
私も愛飲していますが、夏場だけでも活用すると、ダメージケアを強化できる上に、UVケアの手間が省けてお手入れもかなり楽になるので、オススメですよ〜。
女性はお手入れをしないといけないパーツが、たくさんありすぎるので、楽できるところは上手に手を抜いて綺麗になりましょう(^^)
特に、国産のホワイトヴェールは、髪に必要な栄養素もバランスよく配合されているので、イチオシです♪
→ホワイトヴェールの口コミ・評判☆日差しに負けないお肌をつくろう
まとめ
いかがでしたか?髪の毛が傷む原因は、生活の様々なところにありましたね。
髪の毛は、一度傷むと修復不可能かと思いがちですが、髪の表面のキューティクルが開いて傷んでしまっても、髪の内部のタンパク質はまだ生きているので、対策次第では生き返ります。
髪の毛のダメージの蓄積や栄養不足は、日々のトリートメントで回復させましょう!
【効果的なトリートメントケア☆まとめ】
- 髪に良い栄養がたっぷり入ったトリートメントを使う
- トリートメントの栄養分を髪にしっかり浸透させる
- タイプの違うトリートメントを組み合わせる
- 定期的に美容院でトリートメントをする
また、ダメージのかかるものは、傷みを最小限に抑える工夫もしてみてください(^^)
是非、自分に取り入れられそうなお手入れから始めてみてくださいね♪
こちらの記事もご覧ください→髪の毛に必要な栄養をバランスよく摂れるサプリメントとは?
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